40代が懐かしいのは1980〜90年代のキャラ

40代が懐かしいと感じるのは、小学生だった1983〜1998年ごろ、つまり昭和の終わりから平成の初めに人気だったキャラクターです。同じ40代でも、生まれ年によって思い出のキャラクターは大きく変わります。

40代は1983〜1998年ごろに小学生だった世代

2026年の40代は、1977〜1986年に生まれた人たちです。小学生だったのはおおむね1983〜1998年で、1989年1月8日に平成が始まったため、昭和の終わりと平成の初めの両方にまたがります。総務省統計局の人口推計によると、2026年4月1日時点の40〜49歳は約1,572万人で、人口のおよそ8人に1人です。

この世代のキャラクターには、ハローキティやドラえもんのように1970年代に生まれ、40代が子どものころも親しまれていた長寿キャラクターも含まれます。登場した年と40代が夢中になった時期がずれるので、この記事では両方を書き分けるようにしました。

40代前半と後半で思い出のキャラクターが違う

40代は10年の幅があるため、小学生のころに出会ったキャラクターが生まれ年で変わります。主な出来事の年に何歳だったかを、生まれ年別の早見表にすると次のとおりです。

40代前半と後半で思い出のキャラクターが違うの表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

40代前半と後半で思い出のキャラクターが違うの表
出来事1977年生まれ1981年生まれ1986年生まれ
1985年:スーパーマリオブラザーズ発売8歳4歳誕生前
1986年:ドラゴンボールのアニメ開始9歳5歳0歳
1990年:ちびまる子ちゃんのアニメ開始13歳9歳4歳
1992年:セーラームーンのアニメ開始15歳11歳6歳
1996年:ポケモン赤・緑発売19歳15歳10歳

年齢は、その年に迎える満年齢です。表にない年の生まれの人は、出来事の年から自分の生まれ年を引くと、そのときの年齢が分かります。40代後半にあたる1970年代後半生まれなら、ファミコンやビックリマンが小学生のころの記憶と重なるはずです。40代前半にあたる1980年代半ば生まれなら、セーラームーンやポケモンでしょう。

大人になって懐かしく感じるのは自然なこと

子どものころのキャラクターが懐かしく感じられるのは、何度も触れたものから数年以上離れていたことが大きいと考えられています。京都大学の楠見孝教授が「単純接触-空白期間モデル」として示した考え方で、くり返し触れて親しんだ後に時間の空白があると、懐かしさが高まるという内容です。

毎週見ていたアニメや毎日遊んだおもちゃから、大人になって離れていたことが、ふと思い出したときの懐かしさにつながります。懐かしさは前向きな気持ちでもあり、楠見教授らは2024年に、懐かしい記憶を前向きに感じる人ほど、1年後に人生に意味を見いだしやすかったと発表しています。

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40代が見ていたアニメと映画のキャラクター

40代が毎週テレビで見ていたのは、1986年に始まったドラゴンボールや聖闘士星矢、1990年代のちびまる子ちゃんやセーラームーンです。映画では1988年公開のとなりのトトロが、今も40代に広く好かれています。

ドラゴンボール|1986年に始まったTVアニメ

ドラゴンボールは、週刊少年ジャンプで1984年に連載が始まり、1986年2月26日にTVアニメの放送が始まった作品です。最初のシリーズは1989年4月まで153話続き、その後もドラゴンボールZ、ドラゴンボールGTと続きました。公式サイトは、原作のかめはめ波をまねて練習する子どもが全国に続出したと振り返っています。

今の40代にも根強い人気があります。日本リサーチセンターが2026年4月に全国の15〜79歳1,200人へ訪問して聞いた調査では、ドラゴンボールが好きな40代は30%で、全体の19%を大きく上回りました。

聖闘士星矢|聖衣のおもちゃも大ヒット

聖闘士星矢のTVアニメは、1986年10月11日から1989年4月1日まで、テレビ朝日系で毎週土曜の夜7時に全114話が放送されました。

アニメと合わせて人気を集めたのが、おもちゃの「聖闘士聖衣大系」です。金属製の聖衣(クロス)を人形に着せたり、オブジェの形に組み替えたりでき、1980年代後半に発売され、累計500万個以上が売れる大ヒットになりました。2027年1月には、約40年ぶりの新作となるペガサスの聖衣が発売される予定です。

となりのトトロ|1988年公開のジブリ映画

となりのトトロは、1988年4月16日に公開されたスタジオジブリの映画です。上映時間は約86分で、原作・脚本・監督は宮﨑駿さんが務めました。1977年生まれなら11歳、1986年生まれなら2歳のときの公開です。

日本リサーチセンターが2026年4月に全国1,200人へ訪問して行った同じ調査では、となりのトトロが好きな40代は32%で、ドラゴンボールの30%を上回りました。今は愛知県長久手市のジブリパークで、サツキとメイが引っ越してきた家を再現した「サツキとメイの家」を見られます。

ちびまる子ちゃん|1990年からの日曜夕方アニメ

ちびまる子ちゃんは、1986年に「りぼん」で連載が始まり、1990年1月7日にフジテレビ系でTVアニメが始まりました。最初のシリーズは日曜の夕方6時に放送され、エンディング曲「おどるポンポコリン」は日本レコード大賞のポップス・ロック部門を受賞しています。

アニメは今も毎週日曜の夕方6時に放送が続いているので、親子で一緒に見ることもできます。静岡市清水区にある「ちびまる子ちゃんランド」は、作品の世界を楽しめる常設の施設です。

美少女戦士セーラームーン|1992年放映開始

美少女戦士セーラームーンは、1991年12月に「なかよし」で連載が始まり、1992年3月7日にテレビ朝日系でTVアニメが始まりました。最初のシリーズは毎週土曜の夜7時に放送され、全46話です。

女の子の間での人気は、当時の調査にも表れています。バンダイが1995年12月、雑誌のプレゼント企画にはがきで応募した保護者760人に聞いた調査では、女の子305人が集めているものの1位が「セーラームーングッズ」で22.6%でした。回答の多くは幼い子どもの保護者ですが、グッズを集める遊びが広がっていたことが分かります。

2026年12月には連載35周年を迎え、記念のプロジェクトが発表される予定です。

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40代が夢中になったゲームとおもちゃのキャラ

40代後半の小学生時代を彩ったのは、1985年のスーパーマリオと1986年のドラゴンクエストです。お菓子のおまけでは、1985年に始まったビックリマンの悪魔VS天使シールが大人気でした。40代前半の人には、1996年に登場したポケモンとたまごっちが重なります。

スーパーマリオ|1985年のファミコンソフト

スーパーマリオブラザーズは、1985年9月13日に発売されたファミリーコンピュータ用のソフトです。ファミコン本体は1983年7月15日に発売され、マリオ自身は1981年のアーケードゲーム「ドンキーコング」で登場していました。

クリボーやノコノコが待ち受ける8ワールド32コースの冒険で、世界で4000万本以上が売れ、ファミコンで最も売れたソフトになりました。今は、任天堂の有料サービスNintendo Switch Onlineで、ファミコンの作品を遊べます。

スライム|1986年のドラゴンクエストから

スライムは、1986年5月27日にファミコン用の第1作が発売されたゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのモンスターです。モンスターのデザインは、ドラゴンボールの作者でもある鳥山明さんが手がけました。

当時はまだ珍しかったRPGを、誰でも楽しめる遊びとして届けたのがドラゴンクエストの始まりだと、スクウェア・エニックスは説明しています。公式はスライムを「シリーズ定番の人気モンスター」と紹介していて、シリーズは2026年5月27日に40周年を迎えました。小学生のころにスーパーファミコンで遊んだ人には、1992年のドラゴンクエストVの図鑑ページも懐かしいはずです。

ビックリマン|1985年の悪魔VS天使シール

ビックリマンは1977年に発売されたロッテのお菓子で、1985年に始まった「悪魔VS天使シリーズ」で子どもの間に大ブームを起こしました。スーパーゼウスなどのキャラクターに物語性を持たせ、各弾に1〜2キャラほどしか入っていないヘッドシールが大当たりとして集められました。

ロッテによると、ピーク時には年間約4億個が売れたといいます。悪魔VS天使シリーズの40周年にあたる2025年には、1980年代後半のアイス版のデザインを復刻したシール入りのチョコが発売されています。

ポケモン|1996年の赤・緑から始まった

ポケモンは、1996年2月27日に発売されたゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」から始まりました。赤と緑では出てくるポケモンが違い、図鑑を完成させるには友だちと通信ケーブルで交換する必要がありました。1997年4月にはテレビアニメも始まっています。

バンダイが1997年11月に雑誌のプレゼント企画に応募した保護者862人に聞いた調査では、3歳以上の男の子358人も女の子263人も、夢中になっているものの1位はポケモンで、それぞれ31.8%と28.1%でした。回答の多くは幼い子どもの保護者ですが、男女を問わず広がっていたことが分かります。当時のソフトの特徴はポケットモンスター 赤・緑の図鑑ページで確かめられます。

たまごっち|1996年発売の育てるおもちゃ

たまごっちは、1996年11月23日にバンダイが発売した、手のひらサイズで育てるおもちゃです。発売から1年たたずに1,000万個を売り上げ、買えないという問い合わせが1日に1万件を超えて、謝罪広告を出したこともありました。

1977年生まれなら19歳、1986年生まれなら10歳のときの発売です。40代前半には小学生から中学生、後半にはおもに高校生から大学生のころの流行にあたります。2026年11月23日が30周年の記念日です。発売当時の流行の様子はたまごっちの図鑑ページにまとめています。

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40代が集めたファンシー雑貨のキャラクター

文房具や雑貨で40代が集めたのは、サンリオのキャラクターとシルバニアファミリーです。サンリオキャラクター大賞では、40代が小学生だった1990年代にけろけろけろっぴ、ポチャッコ、バッドばつ丸が1位になりました。

ハローキティとキキララ|1970年代生まれの定番

ハローキティは1974年にデザインされ、1975年に最初の商品が発売されたキャラクターです。双子の星の子リトルツインスターズ、通称キキララも1975年に生まれました。どちらも40代より年上で、40代が子どものころも活躍を続けていた長寿キャラクターです。

ハローキティは1983年にアメリカのユニセフ子供大使に任命され、1998年にサンリオキャラクター大賞で初めて1位になりました。日本リサーチセンターが2026年4月に全国1,200人へ訪問して行った調査では、キキララが好きな40代は16%で、全体の10%より高くなっています。1998年に始まったご当地キティの図鑑ページもあわせてどうぞ。

けろけろけろっぴ|1988年デビューのカエル

けろけろけろっぴは、1988年にデビューしたサンリオのカエルのキャラクターです。ドーナツ池の島にある「けろけろハウス」に住み、特技は水泳と歌うことという設定です。

1986年に始まったサンリオキャラクター大賞では、1990年に1位になりました。1990年は、1977年生まれが13歳、1986年生まれが4歳の年にあたります。40代後半の人が小学校の高学年だったころの人気キャラクターです。

ポチャッコ|1990年代に大賞を5連覇

ポチャッコは1989年にデビューした犬のキャラクターで、名前は「ぽちゃぽちゃ」していることに由来します。サンリオキャラクター大賞では、1991年から1995年まで5年続けて1位になりました。

40代の多くが小学生だった時期に大賞の1位が続き、2026年のキャラクター大賞でも3位に入っています。ノートや筆箱など学校の持ち物で親しまれた様子と見分け方は、ポチャッコの図鑑ページで確かめられます。

バッドばつ丸|1996年に大賞1位のいたずらっ子

バッドばつ丸は1993年にデビューしたキャラクターで、いたずら好きで、あまのじゃくな性格です。夢は社長になることという設定です。

サンリオキャラクター大賞では、ポチャッコの5連覇の次の年、1996年に1位になりました。2026年の大賞では11位です。見分け方や通学用品での使われ方はバッドばつ丸の図鑑ページにまとめています。

シルバニアファミリー|1985年発売の人形

シルバニアファミリーは、1985年にエポック社が発売した動物の人形とおうちのシリーズです。最初のおうちは赤い三角屋根で、1987〜1989年にはイギリスの「Toy of The Year」を3年続けて受賞しました。

1990年の「風の丘のお家」や1995年の「赤い屋根の大きなお家」など、40代が子どものころに遊んだおうちも多くあります。2026年10月1日には新しいテレビアニメも始まりました。見分け方や遊び方はシルバニアファミリーの図鑑ページで確かめられます。

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懐かしいキャラクターに今会う方法

40代の子ども時代のキャラクターは、2025〜2027年に30周年や40周年が続き、今は会える機会がとくに多い時期です。周年の展示に足を運ぶか、公式の周年企画を追うか、子どもと一緒に遊ぶかの3つから選べます。

記念の展示やイベントに足を運ぶ

2026年10月10日時点で、40代の子ども時代のキャラクターに会える次の催しが公式に発表されています。

  • 超たまごっち祭:11月7日〜12月6日・東京
  • シルバニアファミリー展40th:12月24日から・鹿児島
  • ドラゴンクエストの記念展:2027年1月26日から・大阪
  • さくらももこ展:11月23日まで・帯広

チケットの買い方や入場の決まりは催しごとに違うので、出かける前に各公式サイトで確かめてください。

公式サイトの周年企画やグッズで楽しむ

遠くの会場に行けなくても、公式の周年企画やグッズで懐かしさを味わえます。2027年1月発売予定の聖闘士聖衣大系の約40年ぶりの新作や、2025年に出たビックリマンの復刻シールのように、当時の形を再現した商品もあります。

注意したいのは、周年の数え方が作品ごとに違うことです。ドラゴンボールの40周年は1984年の原作の連載開始から、セーラームーンの35周年も原作の連載開始から数えています。「アニメを見ていた年」と周年の年がずれることがあるので、公式の発表で起点を確かめると話が食い違いません。

子どもと一緒に遊んで思い出を伝える

40代の子ども時代の遊びは、今の子どもにも伝わっています。小学館が2025年12月〜2026年1月に『コロコロコミック』のはがきアンケートで、おもに小学生男子の読者とその家族989人に聞いた調査では、53.8%が親世代のおもちゃで遊ぶことがあると答え、知ったきっかけの64.9%が「おうちの人」でした。

ファミコンのソフトはNintendo Switch Onlineで、ポケモンの赤・緑はリメイク版のファイアレッド・リーフグリーンで、今の機械でも遊べます。コロコロコミック研究所の所長の見方では、こうした遊びは親子の共通言語をつくる文化かもしれないとのことです。自分が夢中になったキャラクターを一緒に遊びながら話すと、懐かしさを家族の楽しみにつなげられます。

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まとめ

40代が懐かしいキャラクターは、小学生だった1983〜1998年ごろのものです。40代後半はファミコンやビックリマン、ドラゴンボール、40代前半はセーラームーンやポケモン、たまごっちが子ども時代と重なります。

サンリオのキャラクターやシルバニアファミリーも含め、多くが今も公式に活動を続けています。まずは自分の生まれ年を早見表に当てはめ、気になったキャラクターの公式サイトで周年の企画をのぞいてみてください。

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参考資料

個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。

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