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ハイテックC
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ハイテックCは、パイロットが1994年に発売した超極細のゲルインキボールペンです。登場時の0.3mmは、紙に残る線ではなく、ペン先で回転するボールの直径を表します。細い金属パイプの先端とバイオポリマーインキを組み合わせ、小さな文字や細かな線を書けることが特徴になりました。透明な軸、大きめのキャップ、針のように細いペン先も印象的な姿です。平成の手紙や手帳の細書きと結び付き、後年には好きなレフィルを一本へ組み合わせるコレトも登場しました。
呼ばれ方:HI-TEC-C、ハイテクC
読みたい項目を目次で選ぶ- 登場・発売
- 1994年
- 平成期の商品展開
- 1994年の単色・2005年のコレト
- 記憶の場所
- 教室・文具店・手紙・プリクラ帳
- 現在
- 継続する展開あり
QUICK COMPARE
ハイテックCのペン先・寸法・単色とコレトの違い
- 1994年の登場
- 直径0.3mmのボールを搭載した超極細ゲルインキボールペンとして発売。0.3mmはボールの大きさです。
- ボール径と筆記幅
- 現行ハイテックC03の仕様はボール径0.3mm、筆記幅0.15mm。先端の球の直径と紙に残る線幅を別々に示しています。
- 金属パイプのペン先
- 単色ハイテックCは小さなボールを3点で支えるパイプチップ。細い先端により、書いている場所を見渡しやすい形です。
- バイオポリマーインキ
- 水性のゲルインキ。細いペン先を通って書ける流れやすさと、書かないときの安定を組み合わせています。
- 単色の外形と操作
- 透明な六角軸、丸い握り部分、長めのキャップが特徴。キャップを外して書き、色を変えるときは別のペンを持ちます。
- 2005年のコレト
- 最初は2色用の本体。10色×ボール径0.3/0.4mmの計20種類のレフィルから、入れる中身を選ぶ構成でした。
- コレトの本体と中身
- 本体の頭からレフィルを入れる方式。色付きのスライドレバーがレフィル側に付き、使うペン先を選べます。
- 現在の単色C03
- 公式カタログに黒・赤・青を掲載。キャップ式で、軸とキャップは樹脂製。掲載商品についての仕様です。
見分ける手掛かり
単色のハイテックCは、透明な六角形の軸に、断面が丸い握り部分を組み合わせています。キャップは長めで、閉じると握る部分まで覆うため、短めの本体に対して存在感があります。先端は細い金属パイプ状で、その先の小さなボールを後ろ側の3点で支える構造です。太い円すい形のペン先とは、紙面に近づけたときの見え方が異なります。透明な軸越しにインキの入った中身が見えることと、直線的なキャップ・軸の輪郭が、細いペン先と一緒に外観の手掛かりになります。
- 超極細
- 透明軸
- 多色
- 細かな文字
小さな文字を書き、色ごとにペンを持ち替える
細いペン先は、手帳の小さな欄や手紙へ細かく書き込む場面に向いています。文具ソムリエールの菅未里さんは、公式インタビューで、中学生の頃にハイテックCを使って友人たちと細かな手紙を書いたことを振り返っています。単色ペンを色ごとにそろえる形なら、文字や線の色を変えるたびに別の一本を持ちます。後年のコレトは一本の本体にレフィルを組み合わせ、スライドレバーで使うペン先を選ぶ方式。同じ細書きでも、机に何本も並べる形と、一本の中で切り替える形があります。
目次へ戻るA CLOSER LOOK
細い線を支えるペン先と、色を選ぶ二つの形
ハイテックCの細書きは、細い金属の先端だけで成り立つものではありません。その先には回転する小さなボールがあり、書く動きに合わせてインキを紙へ移します。単色ハイテックCのパイプチップは、ボールを後ろから3点で支える構造です。インキは水性のゲルで、書いているときに流れやすくなり、書かないときには安定する性質を持ちます。この組み合わせが、小さな文字の線を紙へ運びます。現行C03のボール径0.3mmと筆記幅0.15mmは、球の大きさと紙面の線という別の場所を測った数字です。
色の使い分けには、別の工夫があります。単色ペンなら、例えば黒の本文に赤の線を添えるとき、机の上で二本を持ち替えます。2005年に登場したコレトでは、空の本体に好みのレフィルを組み込む方式になりました。頭のふたを開けて上から入れるレフィルは、後端に色付きのスライドレバーが付いています。レバーが本体の決まった位置の色ではなく、中に入れたインキの色を示す点が特徴です。何色のペンを何本持つかに加え、一本の中をどの組み合わせにするかも選べる形になりました。
目次へ戻るTHREE POINTS
小さなボール・細い線・色の切り替えを見比べる
ハイテックCの数字はペン先のボール径を示します。紙に残る線と区別しながら、単色ペンとコレトで変わる色の選び方も見てみましょう。
細い先端に小さな球がある
単色ハイテックCは、金属パイプの先端で小さなボールを3点で支えます。球が回転してインキを紙に運ぶため、針そのもので紙を引っかく道具ではありません。
球の直径と線の幅は異なる
公式カタログのハイテックC03はボール径0.3mm、筆記幅0.15mmです。同じ製品でも、ペン先の球と紙に残る線では寸法が違います。
単色は持ち替え、コレトは選ぶ
単色ペンでは色ごとに別の一本を使います。コレトは頭から入れたレフィルのスライドレバーでペン先を選び、一本の中に自分で選んだ色をまとめられます。
ここがポイントハイテックCの特徴は、ボールとインキが作る細い筆跡、透明な軸と長いキャップ、そして色の選び方にあります。コレトでは本体とレフィルを組み合わせる楽しみも加わりました。
目次へ戻るSCENES & OBJECTS
暮らしの風景と道具

小さな余白に、細い線を重ねる
細いペン先で小さな紙面へ書く場面のイメージです。筆記具・便箋・書き込みは架空で、実際の手紙や特定商品の筆記幅を再現する資料ではありません。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image

一本ずつ、書きたい色を選ぶ
単色ペンを持ち替えて色を使い分けるイメージです。形・色・紙面は架空で、当時または現在のハイテックCの販売色一覧ではありません。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image

ふたを開けて、道具を並べる
金属の縁や内側の空間、筆記具の収まり方をイメージしました。筆箱や中の道具は架空のデザインです。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image
平成期の商品展開
1994年に登場したハイテックCは、極小のボールとゲルインキを組み合わせて細書きの用途を広げました。手紙に使ったという菅未里さんの回想に加え、メーカーの紹介にもイラストや手帳への細かな書き込みが挙げられています。2005年には、レフィルを自分で選ぶハイテックCコレトが登場。発売当初は2色用の本体で、10色と二つのボール径、計20種類から中身を選ぶ構成でした。色ごとに完成した一本を選ぶ楽しみから、一つの本体に入れる組み合わせを考える楽しみへ展開しています。
登場・発売:1994年 / 平成期の商品展開:1994年の単色・2005年のコレト
目次へ戻る今はどうなっている?
現在の公式カタログには、単色のハイテックC03も掲載されています。黒・赤・青のキャップ式で、ボール径0.3mmに対し、仕様欄の筆記幅は0.15mm。インキは水性バイオポリマーインキです。一方、コレトは本体と専用レフィルを組み合わせるシリーズとして案内されています。2色用の本体はノンカラーの透明軸で、頭のふたを開けてレフィルを上から入れる構造です。単色ペンを持つ形と、色を一本にまとめる形があり、同じハイテックCの名前でも本体と中身の構成が異なります。
目次へ戻るEVIDENCE
この記録の出典
確認日は資料の内容を確認した日で、商品の発売日とは異なります。
- 資料1PILOT At A Glance 2026年4月・沿革(表示4頁)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:corp.pilot.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期内容を確認した日:
- 資料2PILOT:文具ソムリエール菅未里さんインタビュー(2021年7月28日)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:pilot.co.jp参照内容:当時の展開・広がり・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料3PILOT公式カタログ:ハイテックCコレト 本体ボディ2色用(LHKC-10C-NC)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:webcatalog.pilot.co.jp参照内容:存在・概要・楽しみ方・使い方・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
- 資料4PILOT:0.3mmという激細時代を切り開いたハイテックC(2024年7月10日)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:pilot.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料5PILOT:選んで組み立てるペンの元祖ハイテックCコレト(2026年7月10日)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:pilot.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料6PILOT公式カタログ:ハイテックC03(LH-20C3-B)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:webcatalog.pilot.co.jp参照内容:存在・概要・楽しみ方・使い方・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
- 資料7PILOT:パイロットの人気商品はいつ生まれた?(2026年7月24日)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:pilot.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・当時の展開・広がり・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
