シェリル・ノームはマクロスFの銀河の妖精

シェリル・ノームは、2008年のテレビアニメ『マクロスF(フロンティア)』に登場する歌手で、「銀河の妖精」と呼ばれるトップスターです。マクロス公式サイトでは、ランカ・リーと並ぶ作品の2人の歌姫として紹介されています。

ヒットチャートの上位に立ち続ける歌手

シェリルは、銀河ネットワークのヒットチャートで常に上位に入るアーティストです。マクロス公式サイトのキャラクター紹介に、この設定が書かれています。劇場版の公式紹介でも、冒頭のライブ場面で歌う彼女を「銀河の妖精シェリル・ノーム」と呼んでいます。

主な情報をまとめると、次の表のとおりです。

ヒットチャートの上位に立ち続ける歌手の表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

ヒットチャートの上位に立ち続ける歌手の表
項目内容
作品マクロスF・2008年・全25話
呼び名銀河の妖精
立場銀河のヒットチャート上位の歌手
声遠藤綾
歌May'n
最初のシングルダイアモンド クレバス
物語の主な相手早乙女アルト・ランカ・リー

名前がうろ覚えなら、「マクロスFの銀河の妖精」と覚えておくと、作品とキャラクターをいっしょに思い出せます。

声は遠藤綾さん、歌はMay'nさんが担当

シェリルは、セリフの声を遠藤綾さん、歌をMay'nさんが受け持つキャラクターです。公式サイトのキャストには「遠藤綾/歌:May'n」と並べて書かれています。

CDの名義は「シェリル・ノーム starring May'n」です。starring は「主演」という意味の英語で、シェリルという歌手をMay'nさんが歌で演じる形を表します。一方のランカ・リーは声も歌も中島愛さんが担当し、名義は「ランカ・リー=中島愛」となっています。

May'nさんの公式プロフィールによると、メジャーデビューは2005年、15歳のときでした。同じプロフィールでは、日本武道館や横浜アリーナで5度の単独公演を開いたことも紹介されています。

コンサートで訪れた船団でバジュラ襲撃に遭う

物語の始まりは、シェリルがコンサートのためにマクロス・フロンティア船団を訪れた場面です。公式サイトの紹介では、来艦した彼女はそこでバジュラの襲撃に巻き込まれます。

マクロス・フロンティアは、新しい星を目指して宇宙を旅する移民船団です。映画.comの劇場版前編・後編の解説では、時代は西暦2059年、バジュラはナゾの生命体と紹介されています。

2008年6月4日発売のサウンドトラック「娘フロ。」の2〜4曲目は、「Sheryl On Stage」と付いたシェリルの3曲です。コンサートの場面を思い出したいときは、この3曲から聴くと当時の雰囲気に近づけます。

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マクロスFの主な登場人物とシェリルの関係

シェリルの物語は、パイロットの早乙女アルトと、歌手を目指すランカ・リーとの3人を軸に進みます。映画.comの劇場版後編の解説でも、物語の中心はアルトと歌姫シェリル、シェリルにあこがれる少女ランカの3人です。

早乙女アルト|歌舞伎の名家に育ったパイロット

早乙女アルトは、美星学園高等部航宙科のパイロット養成コースに通う学生です。公式サイトによると、実家は歌舞伎の名家で、かつては才能ある女形でした。女性のような外見は、本人にとってコンプレックスになっています。

アルトが乗るのは、可変戦闘機VF-25F メサイアです。S.M.Sで先行して使われている機体で、F型は戦闘機どうしの接近戦であるドッグファイトに特化し、小隊の攻撃役を担います。

映画.comの劇場版前編の解説では、毎日同じことが繰り返される日常に閉塞感を抱いていたアルトの前に現れたのが、シェリルでした。シェリルを思い出すときは、空を飛ぶアルトとの場面をセットで振り返ると、物語の流れがつかみやすくなります。

ランカ・リー|シェリルと出会い歌手を目指す

ランカ・リーは、中華レストラン「娘々」でアルバイトをする女子高生です。公式サイトでは、アルトやシェリルとの出会いをきっかけに、アイドルの夢をかなえようと歩き始める少女として紹介されています。兄はS.M.Sスカル小隊の隊長、オズマ・リーです。

2021年の劇場短編『時の迷宮』の公式紹介では、ランカはバジュラとの戦いが終わった後、銀河に名をとどろかせる人気歌手"超時空シンデレラ"になっています。

2人の歌声は、2008年のサウンドトラックに入った「What 'bout my star? @Formo」や、同じ年の「ライオン」で重なります。シェリルとランカは、あこがれの相手でありながら、同じ舞台に立つライバルでもあるのです。

オズマやクランなど船団の仲間と声優

アルトやランカのほかにも、S.M.Sの仲間や船団の大人たちが物語を支えます。公式サイトのテレビ版キャストは、次の11人です。

オズマやクランなど船団の仲間と声優の表

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オズマやクランなど船団の仲間と声優の表
人物声優
早乙女アルト中村悠一
シェリル・ノーム遠藤綾
ランカ・リー中島愛
ミハエル・ブラン神谷浩史
ルカ・アンジェローニ福山潤
オズマ・リー小西克幸
クラン・クラン豊口めぐみ
ブレラ・スターン保志総一朗
ジェフリー・ワイルダー大川透
グレイス・オコナー井上喜久子
レオン・三島杉田智和

劇場版前編でもアルトやシェリル、ランカなど主な役の声優はそのままで、公式の一覧にはボビー・マルゴとキャサリン・グラスも載っています。テレビ版から劇場版へ移っても、なじみの声で物語を追えます。

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シェリルが歌った曲と収められたCD

シェリルの歌は、2008年5月8日のシングル「ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late」から始まり、劇場版の新曲まで増えていきました。シェリルの曲の多くは「シェリル・ノーム starring May'n」の名義でフライングドッグから発売され、2025年にはランカの曲も集めたオールタイムベストが出ています。

最初のシングルは2008年のダイアモンド クレバス

シェリル・ノーム starring May'n の最初のシングルは、2008年5月8日発売の「ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late」です。2曲を表題に並べたシングルで、テレビ放送と同じ2008年に発売されました。

「射手座☆午後九時Don't be late」は、マクロス公式サイトが作品の代表曲として名前を挙げている1曲です。作品の音楽は菅野よう子さんが担当し、公式サイトでは『マクロスプラス』以来の参加と紹介されています。

翌月6月4日のサウンドトラック「娘フロ。」には、「Welcome To My FanClub's Night!」「What 'bout my star?」「インフィニティ」も入りました。放送が始まったころのシェリルの歌をまとめて聴くなら、この2枚が出発点です。

ライオンはランカと歌った新オープニング

「ライオン」は、シェリルとランカが2人で歌う曲で、2008年8月20日に「新オープニングテーマ」として発売されました。CDの名義は、May'nさんと中島愛さんの連名です。

マクロス公式サイトは、2人の歌姫による「ライオン」をシリーズ初の形とし、シリーズ屈指の名曲の1つと紹介しています。最初のオープニングは、2008年4月23日発売の坂本真綾さん「トライアングラー」でした。

「ライオン」のシングルには、シェリルが歌う「ノーザンクロス」も入っています。10月8日のサウンドトラック「娘トラ☆」には「ノーザンクロス」と「妖精」が収められ、12月3日のボーカル集「娘たま♀1」には、劇中で歌われた別バージョンもまとめて入っています。

劇場版の新曲はユニバーサル・バニーなど

劇場版前編の公開に合わせて、シングル「pink monsoon」とアルバム「ユニバーサル・バニー」が発売されました。劇場版の公式紹介では、冒頭の「ユニバーサルバニー」のライブ場面がCGで描かれています。テレビ版から2025年のベスト盤まで、シェリルの曲が入った主なCDは次のとおりです。

劇場版の新曲はユニバーサル・バニーなどの表

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劇場版の新曲はユニバーサル・バニーなどの表
発売日CD主なシェリルの曲
2008年5月8日シングルダイアモンド クレバス
2008年6月4日娘フロ。Welcome To My FanClub's Night!
2008年8月20日ライオンライオン・ノーザンクロス
2008年10月8日娘トラ☆妖精
2009年10月21日pink monsoonpink monsoon
2009年11月25日ユニバーサル・バニーユニバーサル・バニー・オベリスク
2010年11月24日cosmic cuuneリーベ~幻の光・ふなのり
2011年3月9日サヨナラノツバサ禁断のエリクシア
2025年4月29日娘々グレイテスト☆ヒッツ!シェリルの15曲

2011年のアルバムの正式名は、劇場版後編の「netabare album the end of "triangle"」です。まとめて聴き直すなら、2025年のオールタイムベストのDISC1にシェリルの15曲が集まっています。

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テレビ版・劇場版・時の迷宮のシェリル

シェリルが登場する『マクロスF』の主な映像作品は、2008年のテレビ版、2009年と2011年の劇場版2部作、2021年の劇場短編です。どれから見返すかは、物語をじっくり追いたいか、歌の場面を中心に楽しみたいかで選べます。

テレビ版は2008年放送の全25話

テレビ版『マクロスF』は、2008年にMBS・TBS系で放送された全25話のアニメです。マクロス公式サイトによると、総監督は河森正治さん、音楽は菅野よう子さん、アニメーション制作はサテライトが手がけました。

シェリルとアルト、ランカの関係を最初から順に追えるのは、話数がいちばん多いテレビ版です。公式のYouTube「マクロスch」では第1話が無料で公開されているので、記憶を呼び戻すきっかけにできます。

公式サイトが挙げる見放題の配信先は、U-NEXTやdアニメストア、Disney+などです。第1話で思い出がよみがえったら、こうした配信で第2話から続きを追えます。

劇場版は2009年と2011年の2部作

劇場版は、テレビ版の物語を新たに組み立て直した2部作です。前編『イツワリノウタヒメ』は2009年11月21日公開で120分、後編『サヨナラノツバサ』は2011年2月26日公開で115分あります。

映画.comの解説によると、前編は2009年にロングランヒットを記録しました。公式サイトでは、前編の見どころに冒頭の「ユニバーサルバニー」のライブ場面、後編の見どころに「放課後オーバーフロウ」から「サヨナラノツバサ~the end of triangle」までの決戦場面を挙げています。

歌の場面を中心に、約4時間で物語の始まりから決着までを見たい人には、劇場版2部作が向いています。

時の迷宮は眠るシェリルをランカが思う物語

劇場短編『時の迷宮』は、2021年10月8日に公開された13分の新作です。公式サイトでは、ランカが巨大な遺跡の中で、行方不明のアルトと眠ったままのシェリルに思いをはせる物語として紹介されています。

時の迷宮は眠るシェリルをランカが思う物語の表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

時の迷宮は眠るシェリルをランカが思う物語の表
年月日作品・CD長さ・形
2008年テレビ版マクロスF全25話
2009年11月21日イツワリノウタヒメ120分
2011年2月26日サヨナラノツバサ115分
2012年マクロスFB7 オレノウタヲキケ!映画
2021年10月8日時の迷宮13分
2021年11月10日主題歌「時の迷宮」シングル
2026年4月29日ギャラクシーライブ☆ファイナル 2025ライブ映像

『時の迷宮』は『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』と同時に上映され、サヨナラノツバサから10年ぶりの『マクロスF』の新作でした。主題歌「時の迷宮」は、ランカとシェリルの2人が歌っています。2012年の映画『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』でも、完全新作の『マクロスF』パートで、シェリルたち『マクロスF』のキャラクターが『マクロス7』を紹介する作りでした。

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まとめ

シェリル・ノームは、2008年の『マクロスF』に登場する「銀河の妖精」と呼ばれる歌手で、声は遠藤綾さん、歌はMay'nさんの担当です。物語は、パイロットの早乙女アルトと、歌手を目指すランカ・リーとの3人を軸に進みます。

歌は2008年5月8日の「ダイアモンド クレバス」から始まり、ランカと歌った「ライオン」や劇場版の「ユニバーサル・バニー」へと広がりました。まずは公式YouTubeで無料公開されているテレビ版第1話を見て、気になった曲から聴き直してみてください。

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参考資料

個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。

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