レトロとは?簡単にいうと「昔らしさを好んで楽しむこと」
国語辞典では「レトロ」を、懐古的であることや、古いものを好むことと説明しています。日常では、過去の時代を思わせる様式や雰囲気を前向きに味わう場面で使われます。
対象そのものが古い場合だけでなく、新しく作られたものが昔の意匠を採り入れている場合にも使われます。そのため、このサイトでは存在した時期と現在の再解釈を分けて記録します。
- レトロ:過去を思わせる様式や雰囲気を好んで楽しむ
- 当時物:対象の時代に実際に作られ、使われた品
- レトロ風:昔らしい意匠を取り入れて新しく作ったもの
語源と英語表記
英語の retro は retrospective(回顧的な)に関係する接頭要素から広がった表現です。英語でも、過去のファッションやデザインを現代に再導入する意味で使われます。
英語で説明するときは retro style、retro design のように対象を添えると伝わりやすくなります。単に old と言うよりも、様式として積極的に楽しむ含みがあります。
目次へ戻るアンティーク、ヴィンテージ、ノスタルジーとの違い
国語辞典では、アンティークを古美術・骨董品や、年代を経て品格のあるもの、ビンテージを古くて価値のあるものや年式と説明しています。一方、レトロは年代の厳密な線引きよりも、見た目や体験が過去を思わせるかに重心があります。新品でもレトロ風と呼べる点が違いです。
ノスタルジーは、故郷や過ぎ去った時代を懐かしむ気持ちです。レトロな品を見てノスタルジーを感じることはありますが、当時を知らない人が昔のデザインを新鮮に楽しむこともできます。
- アンティーク:古美術・骨董品や、年代を経て品格のあるもの
- ヴィンテージ:古くて価値のあるものや、その年式
- ノスタルジー:故郷や過ぎ去った時代を懐かしむ感情
- レトロ:昔らしい様式や雰囲気を楽しむ見方
このサイトでの使い方
このサイトでは「平成レトロ」を便利な入口として使いますが、当時の人がすべてをそう呼んでいたわけではありません。各項目では、当時の名称、発売時期、流行した時期、今の状態を優先して記録します。
目次へ戻る「古い」「価値がある」「今も使える」は別に確認する
例えば、1990年代を思わせる新品の透明ポーチは「レトロ風」と説明できます。一方、当時作られたゲーム機は当時物です。同じ昔らしい外観でも、製造時期も使う際の確認事項も異なります。
レトロという言葉だけでは、製造年、希少性、価格、動作状態は分かりません。品物を特定するときは、名称・型番・メーカー表記を確認し、図鑑に示す発売時期と、手元の個体が作られた時期を分けて考えてください。
目次へ戻る参考資料
- コトバンク(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典):レトロ別タブで開く
- コトバンク(プログレッシブ英和中辞典):retro別タブで開く
- コトバンク(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典):アンティーク別タブで開く
- コトバンク(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典):ビンテージ別タブで開く
- コトバンク(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典):ノスタルジア別タブで開く
- Merriam-Webster: retro別タブで開く
個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。
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