デスノートのキラの正体は夜神月

『DEATH NOTE』のキラの正体は、主人公の夜神月です。死神のノートで犯罪者を裁き続けた月に、世間が付けた呼び名がキラでした。

デスノートのキラの正体は夜神月の一覧

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デスノートのキラの正体は夜神月の一覧
項目内容
正体夜神月
呼び名の由来英語のkillerとされる
ノートを落とした死神リューク
裁きに必要なもの相手の顔と本名
アニメの声宮野真守
2006年の実写映画藤原竜也
2015年のドラマ窪田正孝

アニメの声はバップのアニメ公式ページ、映画の配役は映画.com、ドラマの配役はザテレビジョンの番組ページに載っています。

キラは世間が付けた「killer」の呼び名

キラは月が自分で名乗った名前ではなく、世の中に広まった呼び名です。BS12が総集編の映画『デスノート リライト 幻視する神』を放送したときの番組紹介では、犯罪者に次々と裁きを下す月が、いつしか「キラ」(=killer)と呼ばれ、救世主のように扱われ始めると説明しています。

killerは英語で「殺し屋」という意味で、キラという呼び名の元になったとされる言葉です。正体の分からない殺し屋への恐れと、悪人を消してくれる存在への期待が、1つの呼び名に重なっています。作中でキラを応援する人と怖がる人が分かれるのも、この呼び名の二面性の表れです。

夜神月|ノートを拾った成績優秀な高校生

夜神月は、死神リュークが人間界に落としたデスノートを拾った高校生です。BOOK☆WALKERの作品紹介は「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と始まり、リュークが落とした1冊のノートから物語が動き出すと紹介しています。

ウィキペディアの登場人物の項目によると、月は成績優秀な優等生で、父の夜神総一郎は警察庁の刑事局長です。正義感の強い優等生が、警察官の父を持ちながら人を殺すノートを使うところに、この物語の緊張があります。2006年の実写映画では、月はエリート大学生として描かれました。

キラは顔と名前で犯罪者を裁いた

キラの裁きには、相手の顔と本名の両方が必要です。Hiragana Timesの作品紹介は、ノートの最も大事な決まりとして、書かれる人の名前と顔が一致していなければならないことを挙げています。

ウィキペディアが引く単行本1巻のルールでは、名前の後に40秒以内に死因を書けばそのとおりになり、書かなければ心臓麻痺で死ぬ決まりです。ザテレビジョンのアニメ第2話のあらすじにも、犯罪者が次々に心臓麻痺で死んでいくとあります。顔と名前さえ分かれば遠くからでも裁けるため、ニュースで報じられた犯罪者がキラの標的になりました。

キラの最後は原作とアニメで場面が違う

キラこと夜神月は、原作でもアニメでも最後は死神リュークに名前を書かれて死にますが、そこに至る流れと場面が異なるのが特徴です。原作では第107話「幕」で、追いつめられた月の目の前で、リュークが月の名前をデスノートに書きます。アニメイトタイムズは、このときのリュークの言葉を作品の名言の1つに挙げています。

アニメでは、最終回の第37話「新世界」が月の最期の回です。ウィキペディアの「夜神月」の項目によると、アニメの月はその場から逃げ出し、離れた場所でリュークに名前を書かれ、Lの幻を見ながら息を引き取ります。原作は死神に見放される最期、アニメはLとの戦いを締めくくる最期として描かれているので、見比べると印象の違いがよく分かるはずです。

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キラを名乗った人物の一覧

作中でキラの力を使ったのは、夜神月だけではありません。第一部には第二のキラとヨツバキラが、第二部には月の代わりに裁きを行う魅上照と、キラの代弁者になる高田清美が登場します。

キラを名乗った人物の一覧の一覧

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キラを名乗った人物の一覧の一覧
呼び名人物登場立場
キラ夜神月第一部・第二部学生から警察庁の二代目L
第二のキラ弥海砂第一部・第二部モデルから女優
ヨツバキラ火口卿介第一部ヨツバグループの社員
キラの代行魅上照第二部検事
キラの代弁者高田清美第二部アナウンサー

表の立場の出典は、ウィキペディアの登場人物の項目と、ザテレビジョンのアニメのあらすじです。BS12の番組紹介も、第二、第三のキラが現れて捜査が混迷していくと紹介しています。

第二のキラは弥海砂(ミサミサ)

第二のキラは、モデルとして活動する弥海砂です。ウィキペディアの登場人物の項目によると、海砂は死神レムから別のデスノートを与えられ、キラに心酔して月の前に現れます。愛称の「ミサミサ」は作中でも使われる呼び方です。

第二部の海砂は女優になり、月の恋人として行動を共にします。アニメの声は平野綾が担当し、2006年の実写映画では戸田恵梨香が演じました。月を一途に慕う姿と、その思いを月に利用される危うさの両方を持つ人物です。

ザテレビジョンのアニメ第25話「沈黙」のあらすじにも、Lが海砂を疑うことこそ月の思惑だったと、死神レムが気づく場面が書かれています。

ヨツバキラは会社員の火口卿介

ヨツバキラは、大企業ヨツバグループの社員である火口卿介です。ウィキペディアによると、火口はヨツバの新技術開発室の室長で、第三のキラとも呼ばれました。

ザテレビジョンのアニメ第24話「復活」のあらすじでは、Lに捕まった火口が、ノートを使って殺人をしていたことを白状します。アニメで火口の声を担当したのは二又一成です。火口が捕まったことでノートが再び月の手に戻り、物語は大きく動き出します。

第二部のキラ代行は魅上照と高田清美

第二部で月の代わりに裁きを行うのは、検事の魅上照です。ザテレビジョンのアニメ第32話「選択」のあらすじによると、ノートの持ち主が魅上に移り、魅上は月の旧友である高田清美をキラの代弁者に選びます。

ウィキペディアによると、高田清美はテレビ局のアナウンサーで、キラの意思を世の中に伝える役目を担いました。魅上は2015年のドラマにも登場し、忍成修吾が演じています。月が自由に動けない間、この2人がキラの手足になったことで、物語はニアとの最後の対決へ進みます。

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キラを追う人と死神の登場人物

キラを追う側の中心は、第一部の名探偵Lと、第二部でLの後を継ぐニアとメロです。月のそばにはノートの持ち主である死神リュークが、海砂のそばには死神レムが付いています。

キラを追う人と死神の登場人物の一覧

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キラを追う人と死神の登場人物の一覧
人物立場アニメの声2006年の実写映画
Lキラを追う名探偵山口勝平松山ケンイチ
夜神総一郎月の父・捜査本部長内田直哉鹿賀丈史
ニアLの後継者候補日髙のり子登場しない
メロLの後継者候補佐々木望登場しない
リューク月に付く死神中村獅童中村獅童
レム海砂に付く死神斉藤貴美子池畑慎之介

アニメの声はバップの公式ページと静岡新聞社「あつめでぃあ」の作品ページ、映画の配役は映画.comの作品ページに載っています。リュークとレムは、映画では声だけの出演です。

L|キラを追った世界一の探偵

Lは、ICPOから連続心臓麻痺事件の捜査を任された名探偵です。ザテレビジョンのアニメ第2話のあらすじには、異常な事態に気づいたICPOが名探偵Lに捜査を依頼したと書かれています。

BS12の番組紹介によると、Lは月と同じ大学に入り、「流河」と名乗って自ら月に近づきます。捜査本部では「竜崎」と呼ばれ、月こそキラではないかと疑い続けました。

ウィキペディアによると、Lはアニメでは第25話「沈黙」にあたる場面で、死神レムにノートで名前を書かれて死にました。続く第26話「再生」では、月がLの名を継いで捜査本部を率いながら、裏でキラとして裁きを続けます。

2006年の実写映画でLを演じた松山ケンイチは、2008年にLが主人公のスピンオフ映画『L change the WorLd』でも主演しました。

ニアとメロ|Lの後継者候補の2人

ニアとメロは、Lの後継者候補として同じ施設で育った2人です。ザテレビジョンのアニメ第26話のあらすじでは、施設ワイミーズハウスにいる2人に、Lをめぐる重大な事実が告げられます。

ウィキペディアによると、ニアはキラ対策の組織SPKを率いて捜査を進め、メロはマフィアと手を組んで独自にキラを追う立場です。冷静に推理を積み重ねるニアと、危険をいとわず行動するメロという正反対の2人が、別々の道から月を追いつめていきます。

リュークとレム|ノートを持つ死神

リュークは、デスノートを人間界に落とした死神です。原作第1話のタイトルは「退屈」で、アニメイトタイムズもリュークを、人間の頭脳戦を退屈しのぎに観戦していただけの存在と紹介しています。月の味方でも敵でもない、見物人の立場を最後まで崩しません。

レムは、海砂にデスノートを渡した死神です。ウィキペディアによると、レムは海砂を守るためにLの名前をノートに書き、自分も命を落とします。月に付くリュークが傍観者に徹し、海砂に付くレムが人間のために命をかける、という対比も、2人の死神の見どころです。

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ネットで広まったキラの名場面

ネットでよく知られたキラの名場面には、ポテチの場面、「計画通り」の笑み、シブタクこと渋井丸拓男の最期、「新世界の神となる」の宣言があります。どれも月の頭の良さと恐ろしさが一度に伝わる場面です。

ポテチを取って食べる場面

ポテチの場面は、監視カメラに見張られた月が、ポテトチップスの袋を使って裁きを続ける場面です。アニメでは第8話「目線」にあたり、ザテレビジョンのあらすじには、Lが警察関係者の家に監視カメラと盗聴器を仕掛けると提案したことが書かれています。

英語版ウィキペディアのあらすじによると、月はポテトチップスの袋に小型テレビを隠し、ニュースを見ながら犯罪者を裁いていきます。英語版ウィキペディアの単行本ごとのあらすじでは、原作の3巻に入っている場面です。ポテトチップスを取って食べるだけの動きを大げさに描いた演出が受け、英語圏のネットのネタ辞典Know Your Memeにも項目があるほど、国をこえて広まりました。

「計画通り」と笑う月の顔

「計画通り」は、月がLを出し抜いたと確信してひそかに笑う場面のひと言です。アニメイトタイムズは、このセリフを原作第53話の名言として挙げ、デスノートの持ち主に関するルールを使ってLを欺く場面だと紹介しています。第53話のタイトルは「悲鳴」で、ジャンプコミックスでは7巻の収録です。

マイナビニュースも、Lに追いつめられていた月が形勢逆転を確信したときの言葉として紹介しています。2024年のマイナビニュースの記事も、「計画通り」を作品から生まれたネットミームの1つに挙げています。悪い笑みを浮かべた月の顔とセットで、今もネットで見かける言い回しです。

渋井丸拓男|キラに裁かれたシブタク

渋井丸拓男は、原作第1話で月がノートで裁いた2人目の人物です。ウィキペディアの登場人物の項目によると、街で女性にしつこく言い寄っていた男で、自分を「シブタク」と呼んでいます。

月は、死因を書けばそのとおりになるかを確かめるため、渋井丸の名前と事故死を書き込みました。渋井丸は女性を追いかける途中でトラックにはねられて死に、月はノートの力が本物だと知ります。アニメでは第1話「新生」に登場します。ほんのわずかな出番ながら、名前の響きと最期のあっけなさで、今も話題にされる人物です。

「新世界の神となる」の決意

「新世界の神となる」は、月がノートで悪人のいない世界を作ると決めたときの宣言です。アニメイトタイムズは「新世界の神になる」の形で、このセリフを原作1巻・第1話「退屈」の名言として紹介しています。アニメでは第1話「新生」の場面です。

このひと言は、月がキラとして生きる道を選んだ瞬間を表しています。アニメイトタイムズの名言記事によると、物語の終盤にも、月が自分を「新世界の神」と呼ぶ場面があります。第1話の決意が最終盤までつながっているので、2つの場面を続けて読み返すと、月の考えが最後まで変わらなかったことが見えてくるはずです。

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DEATH NOTEの連載とアニメの年表

『DEATH NOTE』は2003年12月から2006年5月まで週刊少年ジャンプで連載され、連載が終わった2006年に実写映画2作とテレビアニメが続けて世に出ました。

DEATH NOTEの連載とアニメの年表の一覧

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DEATH NOTEの連載とアニメの年表の一覧
時期出来事
2003年12月週刊少年ジャンプで連載開始
2006年5月連載終了・全108話
2006年6月17日映画『デスノート』公開
2006年10月3日テレビアニメ放送開始
2006年11月3日映画『デスノート the Last name』公開
2007年6月26日アニメ最終回・全37話
2008年2月9日映画『L change the WorLd』公開
2015年7月5日日本テレビ系ドラマ放送開始
2016年10月29日映画『デスノート Light up the NEW world』公開
2020年2月4日ジャンプスクエアに新作読み切り

日付は、シネマトゥデイ・映画.com・AV Watch・アニメイトタイムズ・ザテレビジョン・ファミ通.comの記事によります。

2003年12月に週刊少年ジャンプで連載開始

『DEATH NOTE』は、原作を大場つぐみ、漫画を小畑健が担当した作品です。話数はBOOK☆WALKERの各話一覧のとおり全108話で、ウィキペディアによると単行本は全12巻です。

AV Watchは2006年9月の記事で累計発行部数が2,100万部を超えたと伝え、シネマトゥデイは2020年1月の記事でシリーズ累計およそ3,000万部と報じました。同じころジャンプに載っていた人気作は、平成の漫画一覧で連載期間とあわせて見比べられます。

2006年にアニメ放送と実写映画2部作

連載が終わった2006年は、キラが漫画の外へ広がった年です。6月に映画『デスノート』が、11月に後編が公開されました。バップの公式ページによると、主題歌は前編がレッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Dani California」、後編が同じバンドの「SNOW」です。

テレビアニメは日本テレビ系の深夜枠で始まりました。連載は2006年5月に終わりましたが、映画とアニメが重なった2006年から2007年にかけて、キラは漫画を読まない人にも知られる名前になりました。同じ時期の作品は2000年代のアニメ一覧と平成の映画一覧で見比べられます。

連載後も続く読み切りと続編のキラ

連載後も、キラの物語は形を変えて続いています。2015年には窪田正孝が月を、山崎賢人がLを演じたドラマが放送され、ザテレビジョンによると、原作にオリジナルの物語を加えて原作とは違う結末を描きました。

2016年の映画『デスノート Light up the NEW world』は、映画.comによると月とLの戦いから10年後が舞台です。2020年にはジャンプスクエア3月号に、中学生の田中実が主人公の読み切りが載り、ファミ通.comは12年ぶりの完全新作読み切りと伝えました。

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まとめ

デスノートのキラは、死神リュークのノートで犯罪者を裁いた夜神月に、世間が付けた呼び名です。作中では第二のキラの弥海砂、ヨツバキラの火口卿介、第二部の魅上照と高田清美もキラの力に関わり、Lやニア、メロが月を追いつめました。

次に見返すなら、アニメの第1話「新生」と第8話「目線」を続けて見ると、シブタクとポテチの場面を一度に確かめられます。原作で読み返すなら、第1話「退屈」と「計画通り」の第53話「悲鳴」がおすすめです。同じ時代の漫画は平成の漫画一覧でたどれます。

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参考資料

個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。

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