1999年版の主題歌はOP2曲とED3曲
1999年版の『HUNTER×HUNTER』の主題歌は、オープニング(OP)2曲とエンディング(ED)3曲の合わせて5曲です。制作した日本アニメーションの作品紹介に、5曲の曲名と歌い手、作詞・作曲者が載っています。
OPはKenoとWINOが歌った2曲
1999年版のOPは、Kenoの「おはよう。」と、WINOの「太陽は夜も輝く」の2曲です。日本アニメーションの作品紹介では、「おはよう。」が1曲目に並んでいます。
「おはよう。」は作詞がHIRO&山田ひろし、作曲がHIROで、編曲はKenoと西脇辰弥が手がけました。「太陽は夜も輝く」は、WINOが演奏と歌の両方を担当した曲です。
2曲はどちらも、フジテレビ系で毎週土曜日の18時30分から放送された回の冒頭に流れました。歌い手がまったく違う2組なので、土曜の夕方に聴いたOPを思い出したいなら、まずこの2曲を聴き比べると見分けがつきます。
EDは本田美奈子と永井真人の3曲
EDは、本田美奈子の「風のうた」と、永井真人の「Eじゃん~Do You Feel Like I Feel?」「蛍」の3曲でした。5曲を作品紹介の並び順でまとめると、次のとおりです。
表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。
| 区分 | 曲名 | 歌 | 作詞 | 作曲 |
|---|---|---|---|---|
| OP | おはよう。 | Keno | HIRO&山田ひろし | HIRO |
| OP | 太陽は夜も輝く | WINO | 久永直行 | 吉村潤&外川慎一郎 |
| ED | 風のうた | 本田美奈子 | うえのけいこ | 佐藤俊彦 |
| ED | Eじゃん~Do You Feel Like I Feel? | 永井真人 | 永井真人 | 永井真人 |
| ED | 蛍 | 永井真人 | 永井真人・角龍太郎 | 永井真人 |
「風のうた」は、作曲の佐藤俊彦が編曲もあわせて手がけました。女性の歌声で始まるEDを覚えているなら、3曲の中で唯一の女性ボーカルであるこの曲が当てはまります。
永井真人は、自分で作った2曲を自分で歌っています。「Eじゃん~Do You Feel Like I Feel?」は作詞から編曲まで1人で担当し、「蛍」は角龍太郎と一緒に詞を書きました。男性の声のEDを覚えているなら、永井真人の2曲から探すと近道です。
劇中の音楽は佐橋俊彦が担当
1999年版で場面の後ろに流れる音楽は、作曲家の佐橋俊彦が担当しました。日本アニメーションの作品紹介のスタッフ欄に、「音楽」として名前が載っています。
監督は古橋一浩、キャラクターデザインは後藤隆幸で、制作協力にはスタジオディーンが加わりました。歌のない曲を探すときは、歌い手ではなく佐橋俊彦の名前で調べると見つけやすいはずです。
2011年版のオープニングはdeparture!
2011年版のOPは、小野正利が歌う「departure!」の1曲だけです。2012年4月からは、同じ曲の別の版である「departure! -second version-」が流れました。
第1話から小野正利のdeparture!
「departure!」は、2011年10月2日に日本テレビ系で放送が始まったときからのOPです。音楽ナタリーは2011年9月17日の記事で、小野正利がこの曲を歌うと伝えました。
CDは2011年12月21日にバップから発売され、フルサイズとTVサイズ、カラオケに加えて、番組でおなじみのBGMも収められています。TVサイズは放送で流れた長さの版なので、テレビで聴いた印象のまま聴き直したいならこちらを選ぶと違和感がありません。
2012年4月からはsecond version
2012年4月からのOPは「departure! -second version-」です。バップが2012年5月23日に出した「オリジナル・サウンドトラック2」の紹介に、「4月からの新オープニングテーマ」と書かれています。
2013年7月24日発売の「オリジナル・サウンドトラック3」にも、この版のTVサイズが入りました。どちらの版も曲名は同じなので、配信やCDで探すときは曲名の後ろにある「-second version-」の有無で見分けるのが確実です。
表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。
| 版 | 流れ始め | TVサイズの入ったCD |
|---|---|---|
| departure! | 2011年10月 | シングル・サウンドトラック1 |
| departure! -second version- | 2012年4月 | サウンドトラック2・3 |
シングルは2011年12月21日、サウンドトラック1は2012年1月25日に発売されました。
小野正利はGALNERYUSのボーカル
小野正利は、ヘヴィメタルバンドGALNERYUSのボーカルです。音楽ナタリーは、「You're the Only…」などのヒット曲を持ち、2009年にGALNERYUSに加わった歌い手として紹介しています。
「departure!」は、小野正利にとって久しぶりのソロ名義の曲でした。2012年4月からはGALNERYUSが2曲目のEDを担当したため、OPとEDを同じボーカリストが歌う形になっています。高い声で歌い上げるOPと、バンドで鳴らすEDが同じ人の声だと知ってから聴くと、2曲の違いがいっそう楽しめるでしょう。
2011年版のエンディング5曲
2011年版のEDは、Fear, and Loathing in Las Vegas、GALNERYUS、ゆずの3組が歌った5曲です。物語の大きな区切りにあわせてEDも替わったので、見ていた場面から曲をたどれます。
最初のEDはJust Awake
最初のEDは、Fear, and Loathing in Las Vegasの「Just Awake」です。音楽ナタリーは2011年9月17日に、OPの「departure!」とあわせてこのバンドの新曲がEDに決まったと伝えました。
2011年10月の放送開始から使われ、ゴンたちがハンター試験に挑むところから始まる物語の序盤を彩った曲です。CDは2012年1月11日にバップから発売されています。テレビアニメの放送が始まった最初の半年に見ていた人なら、この曲が記憶のEDにあたるはずです。
2012年4月からGALNERYUSの曲
2012年4月からの2曲目のEDは、GALNERYUSの「HUNTING FOR YOUR DREAM」です。音楽ナタリーが2012年3月19日に新エンディングテーマとして伝え、バップのサウンドトラック2の紹介にも「4月からの新エンディングテーマ」と書かれています。
シングルは2012年7月18日にバップから発売されました。オリコンの商品情報によると、GALNERYUSにとっては約4年ぶりの新作シングルです。OPを歌う小野正利がこのバンドのボーカルなので、2012年4月から12月ごろに見ていた人は、OPとEDの両方で同じ声を聴いていたことになります。
G.I.編からの3曲はゆずが担当
3曲目から5曲目のEDは、どれもゆずの曲です。2012年12月16日に始まったグリードアイランド編(G.I.編)から「REASON」に替わり、2013年4月21日に始まったキメラアント編からは「流れ星キラリ(ゆずバージョン)」が流れました。
5曲目の「表裏一体」は、キメラアント編を放送していた2013年9月に、テレビのEDにも使われると発表された曲です。5曲を流れ始めた順に並べると、次のようになります。
表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。
| 順 | 曲名 | 歌 | 流れ始め |
|---|---|---|---|
| 1 | Just Awake | Fear, and Loathing in Las Vegas | 2011年10月 |
| 2 | HUNTING FOR YOUR DREAM | GALNERYUS | 2012年4月 |
| 3 | REASON | ゆず | 2012年12月16日 |
| 4 | 流れ星キラリ | ゆず | 2013年4月21日 |
| 5 | 表裏一体 | ゆず | 2013年9月の発表後 |
4の正式な曲名は「流れ星キラリ(ゆずバージョン)」です。コミックナタリーが紹介した話数の区切りでは、G.I.編が第59〜75話、キメラアント編が第76〜136話にあたります。
ゆずの3曲と劇場版の主題歌
ゆずが担当した3曲のうち、「REASON」と「表裏一体」は劇場版2作の主題歌もかねています。「流れ星キラリ」は、声優3人のユニットのためにゆずが書いた曲を、ゆず自身が歌い直したものです。
REASONは緋色の幻影の主題歌
「REASON」は、2013年1月12日に公開された『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』の主題歌です。テレビでは映画より少し早く、2012年12月16日に始まったG.I.編からEDとして流れました。
曲は、ゆずの北川悠仁と岩沢厚治に、ヒャダインこと前山田健一を加えた3人の共作です。シングルは2013年1月9日に発売され、オリコンの商品情報でもテレビのEDと映画の主題歌の両方として紹介されています。映画館で聴いた曲とテレビのEDが同じだと気づくと、2つの記憶がひとつにつながるでしょう。
流れ星キラリは声優ユニットの曲がもと
もとの「流れ星☆キラリ」は、ゴン役の潘めぐみ、キルア役の伊瀬茉莉也、劇場版に登場するレツ役の平野綾の3人のユニットに、ゆずが書いた曲です。ゆずの2人が共作でほかの歌い手に曲を提供したのは、このときが初めてでした。
この声優版は「REASON」の完全生産限定盤に収められました。ゆずが歌い直した「流れ星キラリ(ゆずバージョン)」は、前山田健一が編曲し直し、2013年5月1日発売のアルバム『LAND』に入っています。
テレビでは2013年4月21日からキメラアント編のEDになりました。4月28日放送の第77話では、潘めぐみと伊瀬茉莉也が出した言葉から選ばれた「名前」を含む部分を加えた、1回だけの特別版が流れています。
表裏一体はThe LAST MISSIONの主題歌
「表裏一体」は、2013年12月27日に公開された『劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION』の主題歌です。多くの映画やドラマの主題歌を手がけてきたゆずにとっても、同じシリーズの映画で2作続けて主題歌を担当するのは初めてでした。
映画のテーマである「光と闇」から生まれた曲で、テレビアニメのEDにも使われました。3曲のCDと劇場版の関係を並べると、次のとおりです。
表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。
| 曲名 | 劇場版の主題歌 | CDの発売 |
|---|---|---|
| REASON | 緋色の幻影 | 2013年1月9日シングル |
| 流れ星キラリ | なし | 2013年5月1日『LAND』 |
| 表裏一体 | The LAST MISSION | 2013年12月25日シングル |
『LAND』に入っているのは「流れ星キラリ(ゆずバージョン)」で、「REASON」も同じアルバムに収められています。ゆずの歌う3曲をCDでそろえたいなら、「表裏一体」の完全生産限定盤(HUNTER×HUNTER Ver.)1枚に3曲とも入っています。
1999年版と2011年版の放送の違い
1999年版と2011年版は、放送局も制作会社も話数も違う別のテレビアニメです。主題歌は1曲も重なっていないため、どちらの版を見ていたかが分かれば、探す曲はすぐに絞れます。
1999年版はフジテレビ系で全62話
1999年版は、1999年10月16日から2001年3月31日まで、フジテレビ系で放送されました。日本アニメーションの作品紹介によると、放送は土曜日の18時30分から19時までの30分で、全62話です。
ゴンの声は竹内順子、キルアの声は三橋加奈子が担当しました。GIGAZINEは2011年の記事で、アニメが原作に追いついたことから2001年3月に全62話で放送を終えたと伝えました。平成11年から13年にかけて土曜の夕方に見ていたなら、記憶の曲は1999年版の5曲の中にあります。同じころのほかの作品は、懐かしい平成アニメ一覧でたどれます。
2011年版は日本テレビ系で全148話
2011年版は、2011年10月2日に日本テレビ系で始まり、2014年9月23日深夜の放送で最終回を迎えました。マッドハウスが制作した全148話で、コミックナタリーはハンター試験編から選挙編までの7つの編に分けて紹介しています。
始まった当初の放送枠は、日曜日の午前10時55分からの30分でした。2つの版の違いを並べると、次のとおりです。
表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。
| 項目 | 1999年版 | 2011年版 |
|---|---|---|
| 放送局 | フジテレビ系 | 日本テレビ系 |
| 放送期間 | 1999年10月〜2001年3月 | 2011年10月〜2014年9月 |
| 話数 | 全62話 | 全148話 |
| 制作 | 日本アニメーション | マッドハウス |
| 主題歌 | OP2曲・ED3曲 | OP1曲・ED5曲 |
| ゴンの声 | 竹内順子 | 潘めぐみ |
| 劇中の音楽 | 佐橋俊彦 | 平野義久 |
キルアの声も、1999年版の三橋加奈子から2011年版では伊瀬茉莉也に替わりました。
TVサイズはサウンドトラックで聴ける
2011年版のOPとEDの放送で流れた長さの版は、バップのオリジナル・サウンドトラックで聴けます。1作目には「departure!」と「Just Awake」、2作目には「departure! -second version-」と「HUNTING FOR YOUR DREAM」のTVサイズが収められました。
劇中の音楽はどのサウンドトラックも平野義久の作曲で、3作目はキメラアント編を中心にG.I.編の曲も収めています。主題歌と場面の音楽をテレビで聴いた長さのまま聴き直したいなら、見ていた時期に合うサウンドトラックを選ぶのが近道です。
まとめ
テレビアニメ『HUNTER×HUNTER』の主題歌は、1999年版がOP2曲とED3曲、2011年版がOP1曲とED5曲です。1999年版はKenoの「おはよう。」から始まる土曜夕方の5曲で、2011年版のOPは小野正利の「departure!」とその別の版でした。
2011年版のEDは、2012年12月のG.I.編からゆずの3曲が続きます。まずは見ていた年と物語の場面を思い出し、表の曲名で配信やCDを探して聴き直してみてください。同じ時代の漫画を振り返るなら、平成の漫画一覧も手がかりになります。
目次へ戻る参考資料
- 日本アニメーション「HUNTER×HUNTER|作品紹介」別タブで開く
- バップ『HUNTER×HUNTER』プロモーションサイト「departure!」別タブで開く
- バップ『HUNTER×HUNTER』プロモーションサイト「Just Awake」別タブで開く
- バップ『HUNTER×HUNTER』プロモーションサイト「オリジナル・サウンドトラック」別タブで開く
- バップ『HUNTER×HUNTER』プロモーションサイト「オリジナル・サウンドトラック2」別タブで開く
- バップ『HUNTER×HUNTER』プロモーションサイト「HUNTING FOR YOUR DREAM」別タブで開く
- バップ『HUNTER×HUNTER』プロモーションサイト「オリジナル・サウンドトラック3」別タブで開く
- ゆずオフィシャルサイト「REASON」別タブで開く
- ゆずオフィシャルサイト「LAND」別タブで開く
- ゆずオフィシャルサイト「表裏一体」別タブで開く
- 音楽ナタリー「『HUNTER×HUNTER』OPは小野正利のハイトーンボイス」(2011年9月17日)別タブで開く
- 音楽ナタリー「『HUNTER×HUNTER』新テーマはGALNERYUS、小野正利」(2012年3月19日)別タブで開く
- コミックナタリー「アニメ『HUNTER×HUNTER』全148話を60時間30分連続で一挙に放送」別タブで開く
- MANTANWEB「HUNTER×HUNTER:人気キャラのビスケ役に横山智佐 16日からG.I.編突入」(2012年12月10日)別タブで開く
- MANTANWEB「HUNTER×HUNTER:エンディングが1話限りの特別バージョンに」(2013年4月27日)別タブで開く
- MANTANWEB「HUNTER×HUNTER:休載長期化へ 作者の容態回復せず」(2014年9月22日)別タブで開く
- Billboard JAPAN「ゆず 最新アルバムにアニメ『HUNTER×HUNTER』キメラアント編EDテーマも」別タブで開く
- アニメ!アニメ!「ゆずが再び主題歌、『劇場版HUNTER×HUNTER』第2弾に、TVのEDにも同時起用」(2013年9月24日)別タブで開く
- Movie Walker「ゆずが『劇場版 HUNTER×HUNTER』声優ユニットに共作楽曲を初提供」別タブで開く
- Movie Walker「『劇場版 HUNTER×HUNTER』主題歌は『表裏一体』。2作連続でゆず×ヒャダイン」別タブで開く
- オリコン「REASON【HUNTER×HUNTER Ver.】(完全生産限定盤)」別タブで開く
- オリコン「HUNTING FOR YOUR DREAM(TYPE-B)」別タブで開く
- GIGAZINE「冨樫義博の人気コミックHUNTER×HUNTER、新たなテレビアニメ化が正式決定」(2011年8月2日)別タブで開く
個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。
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