スラムダンクの三井寿は湘北の3ポイントシューター

三井寿は湘北高校バスケ部の3年生で、背番号14をつけた3ポイントシューターです。中学でMVPに選ばれながら高校で一度バスケ部を離れ、戻ってからは外からのシュートで試合を動かす選手になりました。

湘北3年で背番号14のシューティングガード

三井寿の基本の情報は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイトのキャラクター紹介にまとまっています。

湘北3年で背番号14のシューティングガードの表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

湘北3年で背番号14のシューティングガードの表
項目三井寿
学校・学年湘北高校3年
背番号14
ポジションシューティングガード
身長184cm
中学時代MVP
得意なプレー3ポイントシュート
テレビアニメの声置鮎龍太郎
2022年の映画の声笠間淳

シューティングガードは、主に外から点を取る役目のポジションです。テレビアニメの声は東映アニメーションの作品ページ、映画の声は映画公式サイトに載っています。公式の紹介文は「中学時代はMVP。」「挫折して一時退部するも、復帰して3Pシューターとして活躍。」の2文で、三井の歩みを言い表しています。

中学MVPがケガと挫折でバスケ部を離れた2年間

三井がバスケ部を離れたきっかけは、高校1年のときのひざのケガです。ウィキペディアの「三井寿」の項目によると、三井は武石中学校の出身で、湘北のバスケ部に入ってすぐに左ひざを痛めました。

同じ項目では、三井は治りきる前に練習へ戻って再びひざを痛め、インターハイ予選で同級生の赤木が活躍する姿を見て心が折れ、部に来なくなったとされます。そのあと約2年間、三井はバスケから離れて自暴自棄な生活を送りました。中学で頂点に立った選手ほど、思うようにプレーできない時間は長く感じたはずです。戻りたくても戻れなかった2年間があるからこそ、のちの復帰の場面が重く響きます。

体育館の乱闘と「バスケがしたいです」

三井がバスケ部に戻ったのは、体育館での乱闘の直後です。不良仲間とバスケ部に乗り込んだ三井は、乱闘の終わりに現れた安西先生を前に崩れ落ち、本心を口にしました。

この場面は原作の第71話にあたり、ジャンプ・コミックスでは8巻に入っています。テレビアニメでは第27話で描かれました。「安西先生」と呼びかけたあとの「バスケがしたいです」は、作品を代表する台詞として今も語られています。

ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によると、乱闘のあとは不良仲間の堀田徳男が三井をかばいました。続く第72話は9巻の最初の話で、三井は伸ばしていた髪を切り、短髪でバスケ部に戻ります。

復帰後の三井を苦しめた体力の不足

復帰した三井の弱点は、2年のブランクで落ちた体力です。ウィキペディアの「三井寿」の項目は、長く練習から離れていたため、スタミナに大きな不安を抱えていたと説明しています。

それでも三井は、試合の大事な場面で3ポイントシュートを決め、湘北の得点源になりました。体力が切れかけても外から打ち続ける姿は、才能だけでなく、遠回りして戻ってきた選手の意地として描かれています。三井の試合を読み返すときは、シュートが決まる場面と息を切らす場面の両方に目を向けると、人物像がつかみやすくなります。

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湘北バスケ部の登場人物と声優の一覧

湘北バスケ部のスタメンは、桜木花道・流川楓・赤木剛憲・三井寿・宮城リョータの5人です。副主将の木暮公延を加えた6人の学年や背番号、テレビアニメの声を一覧にしました。

湘北バスケ部の登場人物と声優の一覧の一覧

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湘北バスケ部の登場人物と声優の一覧の一覧
人物学年背番号ポジションテレビアニメの声
桜木花道1年10PF草尾毅
流川楓1年11SF緑川光
赤木剛憲3年4C梁田清之
三井寿3年14SG置鮎龍太郎
宮城リョータ2年7PG塩屋翼
木暮公延3年5SF田中秀幸

PFはパワーフォワード、SFはスモールフォワード、Cはセンター、PGはポイントガードの略です。木暮以外の学年・背番号・ポジションは映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイトのキャラクター紹介、声は東映アニメーションの作品ページに載っています。木暮の学年・背番号・ポジション・声は、ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によるものです。

桜木花道はバスケを始めたばかりの1年生

桜木花道は物語の主人公で、高校からバスケを始めた1年生です。映画公式サイトは「高校からバスケを始めた素人。赤髪が特徴。」と紹介しています。

東映アニメーションのあらすじでは、花道は中学の3年間で50人の女子にふられた男子として登場します。廊下で赤木晴子に「バスケットはお好きですか?」と聞かれ、「大好きです!!」と答えたのが、バスケを始めるきっかけでした。初心者が負けん気だけでコートに立ち、少しずつ選手になっていく流れが、作品の軸です。

流川楓は1年で主力になったスーパールーキー

流川楓は、1年生ながら湘北の主力として点を取る選手です。映画公式サイトは「1年にして主力のスーパールーキー。無口でクール。」と紹介しています。

東映アニメーションのあらすじによると、花道があこがれる晴子は流川に思いを寄せています。映画公式サイトにも、花道が「流川を一方的にライバル視している」と書かれた紹介文があるほどです。恋で負けたくない気持ちとバスケで負けたくない気持ちが重なり、2人の張り合いは物語の最後まで続きます。

赤木剛憲と木暮公延は部を支えた3年生

赤木剛憲はバスケ部の主将で、197cmのセンターです。映画公式サイトによると、花道からは「ゴリ」、宮城からは「ダンナ」と呼ばれています。

木暮公延は副主将で、眼鏡をかけていることから桜木軍団には「メガネ君」の名で通っていました。ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」では、赤木とは中学時代からの親友とされます。インターハイ予選の決勝リーグの陵南戦では、終盤に試合を決める3ポイントシュートを決めました。全国を目指して練習を続けてきた2人がいたからこそ、花道や三井の加入が湘北を大きく変えたといえます。

宮城リョータは2年生のポイントガード

宮城リョータは2年生のポイントガードで、身長168cmと湘北のスタメンで一番小柄です。映画公式サイトは、湘北の「切り込み隊長」と紹介しています。

ポイントガードは、ボールを運んで攻めの形を作る司令塔の役目です。宮城は小さな体を速さで補い、相手の守りを崩していきます。同じページによると、思いを寄せる相手はマネージャーの彩子です。ウィキペディアの「SLAM DUNK」のあらすじでは、宮城は三井と同じく、陵南との練習試合のあとにバスケ部へ戻っています。

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安西先生と晴子・彩子・水戸洋平

コートの外から湘北を支えるのが、監督の安西先生、花道をバスケ部に誘った赤木晴子、マネージャーの彩子、花道の親友の水戸洋平です。4人はそれぞれ、三井や花道がバスケを続けるきっかけに深く関わっています。

安西先生は湘北バスケ部の監督

安西先生は湘北バスケ部の監督で、テレビアニメでは西村知道さんが声を担当しました。東映アニメーションの作品ページには「安西監督」の名前で載っています。

ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によると、安西先生は元全日本の選手です。温厚な今の姿から「白髪仏」と呼ばれる一方、大学の監督だったころは激しい指導で「白髪鬼」と呼ばれていました。

三井との縁は、中学時代にまでさかのぼる長いものです。ウィキペディアの「三井寿」の項目では、中学の県大会決勝で劣勢だった三井が、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ」という言葉に心を動かされたとされます。この出会いを知ってから体育館の場面を読み返すと、三井が安西先生の前で崩れ落ちた理由がよく分かります。

赤木晴子は花道をバスケ部に誘った同級生

赤木晴子は花道と同じ1年生で、主将の赤木剛憲の妹です。テレビアニメの声は平松晶子さんが担当しました。

ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によると、晴子は初対面の花道に「バスケットはお好きですか?」と声をかけ、背の高さやジャンプ力を見てバスケ部に入るよう勧めました。花道にとって晴子は、バスケを始めるきっかけをくれた相手です。その晴子は流川にあこがれていて、この片思いの重なりが物語の始まりを動かしています。

彩子はバスケ部を仕切るマネージャー

彩子は2年生のバスケ部マネージャーで、テレビアニメの声は原えりこさんです。ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」では、名字は分かっていないとされます。

同じ項目によると、彩子はハリセンを片手に、初心者の花道にもひるまずバスケの基本を教え込みました。宮城リョータが思いを寄せる相手でもあります。にぎやかな部員たちを、彩子が一歩引いた目で見ながらまとめていく関係が、湘北の雰囲気を作っています。

水戸洋平は花道を見守る桜木軍団の一人

水戸洋平は花道と同じ和光中学出身の1年生で、仲間の桜木軍団の中で一番冷静な人物です。テレビアニメの声は森川智之さんが担当しました。

ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によると、三井たちがバスケ部に乗り込んだとき、洋平は体育館で三井を打ちのめしました。乱闘のあと、洋平は「三井がグループを抜けてバスケ部へ戻るのが気に入らず、自分たちが襲った」という話を教師にし、堀田たち番長の仲間とともに泥をかぶって3日間の謹慎になっています。

洋平には、バスケ部に戻りたい花道の気持ちを察して送り出す場面もあります。花道をからかいながらも一番の理解者でいる洋平が、花道のバスケを外から支え続けました。

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陵南・海南・山王などライバル校の選手

湘北の前に立ちはだかる主なライバルは、神奈川の陵南・海南大附属・翔陽と、インターハイで戦う山王工業です。各校の中心選手を、学年やポジションとあわせて一覧にしました。

陵南・海南・山王などライバル校の選手の一覧

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陵南・海南・山王などライバル校の選手の一覧
人物学校学年ポジションテレビアニメの声
仙道彰陵南2年F大塚芳忠
魚住純陵南3年C岸野幸正
牧紳一海南大附属3年PG江川央生
藤真健司翔陽3年PG辻谷耕史
沢北栄治山王工業2年GF登場なし
河田雅史山王工業3年CF登場なし
深津一成山王工業3年PG登場なし

表の学年・ポジション・声は、ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によるものです。テレビアニメはインターハイの試合より前で終わったため、山王工業の選手は登場していません。Fはフォワード、GFはガードとフォワード、CFはセンターとフォワードを兼ねる選手を指します。

陵南の仙道彰と魚住純

陵南の仙道彰は、天才と呼ばれるオールラウンダーのエースです。ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」によると、身長190cmの2年生で、どのポジションもこなせる選手とされます。

同じ陵南の魚住純は主将のセンターで、2mを超える体から「ビッグ・ジュン」と呼ばれています。湘北は、物語の初めの練習試合と、県予選の決勝リーグの2回、陵南と戦いました。赤木と魚住のセンター対決と、花道や流川が仙道に挑む姿が、陵南戦の見どころです。

海南の牧紳一は神奈川で一番の選手

海南大附属の牧紳一は主将のポイントガードで、「神奈川No.1プレイヤー」「帝王」と呼ばれる選手です。ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」では、1年のころから怪物と呼ばれ、3年間ずっと神奈川の頂点に立ってきたとされます。

湘北は県予選の決勝リーグの初戦で海南と戦い、競り合いの末に敗れました。王者に届かなかった悔しさが、湘北を残りの試合へ向かわせます。その前に戦った翔陽では、藤真健司が選手と監督を兼ねる主将としてチームを率いていました。

山王工業の沢北栄治と高校最強のチーム

山王工業は、湘北がインターハイの2回戦で戦う強豪です。エースの沢北栄治は2年生で、ウィキペディアの「SLAM DUNKの登場人物」では、1年のときから山王のエースを務める高校No.1プレイヤーとされます。

同じ山王には、「日本高校バスケ界最強のセンター」と評される河田雅史と、冷静に試合の流れを読む主将の深津一成がいます。どこにも弱点が見当たらない相手に、湘北の5人がどう立ち向かったかが、物語の最後の大きな山場です。

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山王戦までの名シーンを年表でたどる

湘北の試合は、陵南との練習試合から始まり、神奈川の県予選を2位で抜けて、インターハイ2回戦の山王戦で頂点を迎えます。主な試合を順に並べると、三井が戻ってからの湘北がどう強くなったかが見えてきます。

山王戦までの名シーンを年表でたどるの一覧

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

山王戦までの名シーンを年表でたどるの一覧
時期相手結果・出来事
練習試合陵南試合後に宮城と三井が復帰
県予選三浦台勝ち
県予選翔陽勝ち
決勝リーグ1戦目海南大附属競り負け
決勝リーグ武里勝ち
決勝リーグ陵南勝ち・県2位
インターハイ1回戦豊玉勝ち
インターハイ2回戦山王工業終了間際に逆転勝ち
インターハイ3回戦愛和学院大敗

試合の順と結果は、ウィキペディアの「SLAM DUNK」のあらすじによるものです。県予選では、三浦台と翔陽の間に、角野・高畑・津久武とも戦っています。

翔陽戦と海南戦で見せた湘北の粘り

県予選の山場は、インターハイ常連の翔陽と、神奈川の王者・海南との2試合です。湘北は翔陽を破って決勝リーグに進み、初戦の海南には競り合いの末に敗れました。

この負けで後がなくなった湘北は、武里と陵南に勝って県2位となり、インターハイへの切符をつかみます。陵南戦の終盤には、副主将の木暮が試合を決める3ポイントシュートを決めました。スタメンの5人だけでなく、控えの選手にまで見せ場があるのが、県予選の面白さです。

インターハイ2回戦の山王戦が物語の最後

山王工業との2回戦は、原作で最後に描かれた試合です。このあとの3回戦は、試合の様子ではなく結果だけが伝えられます。

湘北は高校最強の山王を相手に、終了間際の決勝点で逆転勝ちしました。ウィキペディアの「三井寿」の項目によると、山王の堂本監督は三井のシュートフォームを「手本にしてもらいたいくらいだ」とほめています。全力を出し切った湘北は、続く3回戦で愛和学院に大敗したと伝えられています。

1996年の連載終了とアニメ・映画のその後

原作は週刊少年ジャンプの1990年42号から1996年27号まで連載されました。テレビアニメは1993年10月16日から1996年3月23日まで、テレビ朝日系列で全101本が放送されています。アニメはインターハイの会場へ向かうところまでで終わり、山王戦はテレビアニメでは描かれませんでした。

連載が終わったあとも、2001年からの完全版(全24巻)、2018年の新装再編版(全20巻)と、作品は形を変えて読み継がれています。映画公式サイトによると、世界累計発行部数は1億8500万部以上です。2022年12月3日には、井上雄彦さんが原作・脚本・監督を務めた映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開されました。

同じ時代のジャンプ作品は平成の漫画一覧、放送当時のほかのアニメは平成のアニメ一覧で紹介しています。

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まとめ

スラムダンクの三井寿は、中学MVPからひざのケガでバスケ部を離れ、体育館の乱闘で安西先生に「バスケがしたいです」と打ち明けて戻った3ポイントシューターです。湘北は花道・流川・赤木・三井・宮城の5人で県予選を2位で抜け、インターハイ2回戦で山王工業に逆転勝ちしました。

次に読み返すなら、三井の復帰が描かれる第71話・第72話から山王戦まで続けて開いてみてください。同じ時代のジャンプ作品は平成の漫画一覧でたどれます。

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参考資料

個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。

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