千と千尋の神隠しのハクは琥珀川の神

千と千尋の神隠しのハクは、千尋が幼いころに落ちた川の神です。本当の名前を湯婆婆に奪われ、弟子として油屋で働いていましたが、千尋に名前を思い出してもらい、自分を取り戻します。

本当の名前はニギハヤミコハクヌシ

ハクの本当の名前は「ニギハヤミコハクヌシ」です。作中では「コハク川」という小さな川の神で、漢字で「琥珀川」と書く記事もあります。

その川は今は埋め立てられ、跡にはマンションが建っています。住む川をなくしたハクは、自分がどこの誰だったのかも思い出せないまま、湯婆婆のもとにいました。

ハクという呼び名は、本当の名前を忘れたまま油屋で使っていた名前と受け止めると、物語の筋が追いやすくなります。名前を取り戻すことは、千尋だけでなくハクにとっても大きな目的でした。

湯婆婆の弟子として働く少年

ハクは油屋の主人である湯婆婆の弟子で、魔法を学ぶ見習いです。見た目は少年ですが、油屋の働き手には湯婆婆の代わりに指図をする場面もあります。

迷い込んだ千尋に最初に手を差しのべたのもハクでした。釜爺のところへ行って働かせてほしいと頼むこと、湯婆婆にも働きたいと言い続けることを教え、千尋が油屋で生き延びる道を開きます。

一方、ほかの人の前では千尋に冷たい態度を見せることもありました。湯婆婆に支配されている立場では、千尋をかばう姿を見せられなかったと考えると、二つの顔の理由が分かります。

白い龍の姿と銭婆の印を盗んだ理由

ハクのもう一つの姿は、白い龍です。緑色のたてがみを持つ白い龍で、物語の中盤からはこの姿で空を飛ぶ場面が増えます。

湯婆婆の命令で、湯婆婆の双子の姉である銭婆から、魔女の契約印を盗み出したのもハクです。銭婆の紙の鳥に追われて深い傷を負い、龍の姿のまま油屋へ逃げ帰りました。

ハクの主な行動を場面の順に並べると、次のとおりです。

白い龍の姿と銭婆の印を盗んだ理由の表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

白い龍の姿と銭婆の印を盗んだ理由の表
場面ハクの行動
橋の上千尋に早く帰るよう告げる
油屋の庭働く方法を千尋に教える
銭婆の家湯婆婆の命令で契約印を盗む
ボイラー室傷ついた龍の姿で倒れる
帰りの空本当の名前を思い出す
野原の端千尋を元の世界へ送り出す

幼い千尋が琥珀川に落ちた日の記憶

ハクが千尋の名前を知っていたのは、幼い千尋がハクの川に落ちたことがあるからです。千尋は落とした靴を拾おうとして溺れかけ、川の流れに浅瀬まで運ばれて助かりました。

この記憶がよみがえるのは、銭婆の家から油屋へ帰る途中、龍になったハクの背に乗って空を飛ぶ場面です。千尋が川の名前を口にすると、ハクのうろこがはがれ落ち、ハクは自分の名前を思い出しました。

ハクは千尋を助けた川の神で、千尋はハクの名前を取り戻させた人です。二人は一方が守るだけではなく、互いを助け合う関係として描かれています。

別れの場面と振り返らない約束

ハクと千尋の別れは、油屋の外に広がる野原の端で描かれます。ハクは「さあ行きな。振り向かないで」と言い、トンネルを抜けるまで振り返らないよう千尋に伝えました。

ハクは、湯婆婆と話をつけて弟子をやめ、自分も元の世界へ戻るつもりだと話しています。千尋は振り返りそうになりながらも約束を守り、両親とともにトンネルを抜けました。

手を離すときに、ゆっくり下ろされるハクの手も印象に残る場面です。2022年1月7日のテレビ放送の後には、この手の動きが話題になりました。

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ハクの兄説やその後は公式に描かれない

ハクが千尋の兄だという説や、別れの後に八つ裂きにされるという説は、作品の中では描かれていません。どれも観た人の間で広まった解釈やうわさで、公式の説明とは分けて楽しむのが安心です。

千尋の兄だという説の出どころ

ハクは千尋の亡くなった兄の生まれ変わりだ、という説があります。ハクが幼い千尋を知っていたことや、千尋への特別な優しさが、家族のような関係を思わせたことから広まりました。

ただ、作中で示されるハクと千尋のつながりは、千尋が昔落ちた川の神と、その川に助けられた少女という関係です。千尋は荻野家の一人娘として描かれ、兄がいたという場面や台詞は出てきません。

兄説を公式に認めた発表もないため、物語の筋としては「川の神と千尋」の関係で見ておくのが確かです。兄のように感じる優しさは、観る人それぞれの受け止め方として楽しめます。

八つ裂きにされるという説

別れの後、ハクは湯婆婆に八つ裂きにされたという説もあります。坊を連れ戻す代わりに千尋を自由にするよう取引を願い出たハクを、湯婆婆が八つ裂きを持ち出して脅す場面があり、これが説のもとになりました。

ただし、ハクが実際に罰を受ける場面は作中に出てこず、ハクは弟子をやめて自分も元の世界へ戻ると話すだけです。その後の姿も描かれていません。公開当時の公式サイトに八つ裂きを思わせる言葉があったという話もありますが、元の文や日付は示されていません。

ハクのその後は、作品が観る人に預けた余白です。名前を取り戻したハクが自分の道を選んだ、という作中の言葉を手がかりに想像すると、別れの場面の意味がはっきりします。

幻のエンディングと公式の説明

トンネルを抜けた後、千尋一家が新しい家に着く場面を描いた「幻のエンディング」があったといううわさも有名です。一部の映画館だけで1週間限定で上映された、という話として広まりました。

ねとらぼの2017年1月27日の記事では、配給の東宝が「そのような別バージョンの興行があったという話は聞いたことがない」と答えています。スタジオジブリは「基本的に内容について発表することはしていない」と答えました。

同じ記事は、うわさの出どころを2014年11月21日の2ちゃんねるの書き込みとしています。本編にある母親の「引越しのトラック、もう着いちゃってるわよ」という台詞などが、記憶の中で混ざったのではないかと、同じ記事は見ています。

3つの説と公式の扱いを並べると、次のとおりです。

幻のエンディングと公式の説明の表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

幻のエンディングと公式の説明の表
説うわさの内容作中・公式の扱い
兄説ハクは千尋の兄作中に兄は登場しない
八つ裂き説別れの後に罰を受けるその後は描かれない
幻のエンディング新しい家の場面がある東宝は聞いたことがない
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千尋と油屋で働く人々

千と千尋の神隠しの主人公は10歳の千尋で、神様が通う湯屋「油屋」で働きながら両親を助けようとします。その千尋を、先輩のリンやボイラー室の釜爺たちが支えました。

千尋は湯屋で千と呼ばれた10歳の少女

荻野千尋は、両親と引っ越しの途中で不思議な町に迷い込んだ10歳の少女です。油屋の主人の湯婆婆と働く契約を結ぶとき、名前を奪われて「千」と呼ばれるようになりました。

湯婆婆は、名前の一部を取り上げることで千尋を自分の支配の下に置きます。ハクのように本当の名前を忘れると元の世界へ帰れなくなるため、千尋は自分の名前を覚えておくことが帰り道を守ることにつながりました。

はじめは引っ越しに不満げで頼りなかった千尋が、働くうちにたくましくなっていく姿が物語の軸です。映画.comのアニメ情報サイト「アニメハック」の解説によると、宮崎駿監督は、山小屋に毎年遊びに来る10歳の友人の娘たちに向けてこの作品を作りました。

千尋の両親が豚になった理由

千尋の両親が豚になったのは、誰もいない店に並んだ料理を、勝手に食べてしまったからです。千尋だけは食べずにいたため、人の姿のまま残りました。

同じアニメハックの解説では、両親が物語の早い段階で豚になるのは、千尋が親の助けを借りずに自分の力を発揮するためだとしています。両親の声は、父を内藤剛志さん、母を沢口靖子さんが担当しました。

物語の最後に、千尋は並んだ豚の中に両親はいないと見抜き、湯婆婆との約束を果たします。両親は豚になっていた間のことを覚えていないまま、千尋とトンネルを抜けました。

リンは千尋の世話をする先輩

リンは油屋で下働きをしている少女で、千尋の世話役になる先輩です。口は少しぶっきらぼうですが、仕事の手順を教え、困ったときには千尋を助けてくれます。

大きな湯船の掃除を任された千尋に付き添い、オクサレ様が来た夜もそばで手伝いました。いつか海の向こうの町へ行きたいと話す場面もあり、油屋で働きながら外の世界を夢見る人物として描かれています。

声を担当したのは玉井夕海さんです。千尋が最初に心を許した油屋の仲間として、ハクとは違う形で千尋を支えました。

釜爺はボイラー室の主とススワタリ

釜爺は、油屋の地下にあるボイラー室を取り仕切る老人です。長い腕を何本も使って湯をわかし、薬湯に入れる薬草も調合しています。

ボイラー室では、黒いすすの粒のようなススワタリたちが石炭を運んでいます。千尋がススワタリの代わりに石炭を運んだことで、釜爺は千尋を気にかけるようになり、リンに千尋を湯婆婆のところへ連れて行かせました。

のちに千尋が銭婆のもとへ向かうときには、とっておいた電車の切符を渡して送り出します。声は菅原文太さんが担当し、ぶっきらぼうでも面倒見のよい人柄が伝わる役になりました。

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湯婆婆と銭婆とカオナシ

湯婆婆は油屋を経営する魔女、銭婆はその双子の姉で、坊は湯婆婆の子どもです。カオナシは千尋を追いかける黒い影のような存在で、この4人が千尋とハクの行く先を大きく動かします。

湯婆婆は油屋を経営する魔女

湯婆婆は、神様が客として通う湯屋「油屋」の主人で、正体のはっきりしない老魔女です。働く者と契約を結んで名前を奪い、自分の思いどおりに動かします。

ハクに銭婆の契約印を盗ませたのも湯婆婆でした。一方で、オクサレ様が来た夜には自ら指図をして店を守り、金に目がない商売人としての顔も見せます。

声を担当した夏木マリさんは、宮崎駿監督から「悪役だと思ってやらないで、油屋を立て直す1人の働く女性としてやってください」と言われたと、2019年のMOVIE WALKER PRESSの取材で明かしました。怖いだけの悪役ではなく、店を背負う経営者として見ると、湯婆婆の厳しさにも筋が通って見えます。

銭婆は湯婆婆の双子の姉

銭婆は湯婆婆の双子の姉で、坊にとっては伯母です。姿は湯婆婆とそっくりですが、町から離れた「沼の底」という駅の近くで静かに暮らしています。

契約印を盗まれた銭婆は、紙の鳥を使ってハクを追い、油屋にも姿を現しました。けれども、印を返しに訪ねてきた千尋には優しく接し、ハクを許して千尋を送り出します。

銭婆の家では、カオナシや坊たちと一緒に糸をつむぎ、千尋の髪留めを作りました。湯婆婆と銭婆は夏木マリさんが二役で演じており、同じ声で正反対の人柄を演じ分けています。

坊は湯婆婆が育てる大きな赤ちゃん

坊は湯婆婆の息子で、部屋いっぱいの大きな体をした赤ちゃんです。湯婆婆に大事にされすぎて、外に出ると悪い病気になると言い聞かされ、部屋の中だけで暮らしていました。

銭婆の魔法で小さなネズミの姿に変えられた坊は、千尋と一緒に銭婆のもとへ向かいます。旅の途中で自分の足で歩くことを覚え、油屋に戻ったときには湯婆婆の前で千尋の味方をしました。

声を担当したのは神木隆之介さんです。甘やかされた子どもが外の世界で変わっていく姿は、千尋の成長と重なるもう一つの成長の物語になっています。

カオナシは千尋を追う黒い影

カオナシは、黒い影のような体にお面をつけたような姿の存在です。橋のたもとで千尋と出会い、千尋が雨の日に戸を開けてあげたことで、油屋の中へ入り込みます。

カオナシは自分の声を持たず、油屋で働く青蛙を飲み込んで、その声で話しました。手から金を出して働き手を引きつけ、料理を食べ続けて大きくなりますが、千尋だけは金を受け取りません。

BuzzFeedが紹介した『ジブリの教科書12』のインタビューで、宮崎監督はカオナシを「本当に単なる脇役だった」と話しています。鈴木敏夫プロデューサーも、同じ記事が紹介した別冊コミックボックスのインタビューで、監督が途中で「カオナシの話にしよう」と言い出したと振り返りました。千尋が苦団子を食べさせて元に戻ったカオナシは、最後に銭婆の家にとどまります。

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おしら様など油屋に来る神様

油屋は、大根の姿をしたおしら様や、ひどく汚れた姿で来たオクサレ様など、たくさんの神様が疲れをいやしに訪れる湯屋です。神様の姿や名前は作中ではほとんど説明されませんが、千尋を助ける場面を持つ神様もいます。

おしら様は大根の姿をした神様

おしら様は、真っ白で福々しく太った大根の姿の神様です。頭に赤いお椀のようなものをのせ、のっそりと歩く姿が印象に残ります。

湯婆婆に会いに行く千尋は、上の階へ向かうエレベーターでおしら様と乗り合わせました。おしら様は千尋と一緒に降りると、油屋の働き手と千尋の間に立ち、千尋をかばうように手助けしてくれます。

おしら様という呼び名は、作品の関連資料などで使われているものです。言葉を話さないまま千尋を助ける姿から、油屋の神様がみな恐ろしい存在ではないと分かります。

オクサレ様の正体は名のある川の主

オクサレ様は、ひどい悪臭を放ちながら油屋にやってきた神様です。体は泥のようなものの大きな塊で、歩いたあとには汚れが残りました。

湯婆婆に世話を任された千尋は、体にとげのようなものが刺さっていることに気づきます。油屋のみんなで綱を引くと、自転車をはじめ大量のごみが出てきて、オクサレ様は名のある河の主だと分かりました。

きれいになった河の主は、お礼に苦団子を千尋に渡して去っていきます。この苦団子が、のちにハクとカオナシを救う鍵になりました。川を汚したごみがそのまま神様の苦しみとして描かれ、ハクの川が埋め立てられた話とも響き合います。

オオトリ様と春日様と牛鬼

千尋が油屋で働き始める夜には、オオトリ様や春日様、牛鬼など、さまざまな神様が油屋に集まります。オオトリ様は黄色いひよこのような姿で、何羽も並んで湯につかる姿が描かれました。

春日様は、紙の面をつけた姿の神様で、船に乗って油屋にやってきます。牛鬼も、油屋の客の一人として姿を見せます。

こうした神様は台詞がほとんどなく、名前も作中では紹介されません。日本各地の神様や言い伝えを思わせる姿がそろっているので、名前を知ってから観直すと、背景の客の一人ひとりにも目が行くようになります。

油屋に来る神様の一覧

油屋に来る主な神様を、姿と見どころで並べると次のとおりです。

油屋に来る神様の一覧の表

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油屋に来る神様の一覧の表
神様姿主な場面
おしら様白く大きな大根エレベーターで千尋を助ける
オクサレ様泥の塊のような姿大湯で千尋が汚れを落とす
河の主オクサレ様の正体苦団子を千尋に渡す
オオトリ様黄色いひよこ湯につかって休む
春日様紙の面をつけた姿船で油屋に着く
牛鬼大きな体の客油屋の客として来る
ハク白い龍コハク川の神として正体が分かる

オオトリ様や春日様などの呼び名も、作品の関連資料などで使われてきました。映画.comの配役の一覧では、オクサレ様として現れた神様の役名は「河の神」です。

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千と千尋の神隠しの登場人物と声優の一覧

千と千尋の神隠しは2001年7月20日に公開されたスタジオジブリの映画で、ハク役は入野自由さん、千尋役は柊瑠美さんが声を担当しました。登場人物と声の担当、公開からの記録を表にまとめます。

主な登場人物と声優の一覧

主な登場人物と声の担当は、次のとおりです。

主な登場人物と声優の一覧の表

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主な登場人物と声優の一覧の表
役名立場声
千尋油屋で千と呼ばれる10歳の少女柊瑠美
ハク湯婆婆の弟子・川の神入野自由
湯婆婆油屋の主人の魔女夏木マリ
銭婆湯婆婆の双子の姉夏木マリ
釜爺ボイラー室の主菅原文太
リン千尋の先輩玉井夕海
坊湯婆婆の息子神木隆之介
お父さん千尋の父内藤剛志
お母さん千尋の母沢口靖子
父役油屋の働き手のまとめ役上條恒彦
兄役父役の下で働く役小野武彦
青蛙カオナシに飲まれる働き手我修院達也
番台蛙札を配る番台の係大泉洋
河の神オクサレ様の正体はやし・こば

役名と声の組み合わせは、映画.comの作品ページによるものです。スタジオジブリ公式サイトの作品ページは、柊瑠美さんから菅原文太さんまで8人の名前を載せています。ウィキペディアなどでは、カオナシの声を中村彰男さん、おしら様の声を安田顕さんとしていますが、映画.comの配役では2人に役名が付いていません。

2001年公開の興行収入と受賞の記録

千と千尋の神隠しは、上映時間約125分、配給は東宝で、原作・脚本・監督は宮﨑駿さんが務めました。日本映画製作者連盟の2001年の資料では、興行収入は304.0億円で、その年の邦画の1位です。

スタジオジブリの公式サイトは、動員2380万人、興行収入308億円の日本の興行の新記録を作ったと紹介しています。2020年の再上映の後には、東宝が累計の興行収入を316億8000万円に上方修正しました。公開からの主な記録は次のとおりです。

2001年公開の興行収入と受賞の記録の表

表が画面に収まらないときは、左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右の矢印キーで動かせます。

2001年公開の興行収入と受賞の記録の表
年月日出来事
2001年7月20日全国で公開
2002年2月第52回ベルリン国際映画祭で金熊賞
2002年3月8日第25回日本アカデミー賞で最優秀作品賞
2003年1月24日日本テレビでテレビ初放送
2003年3月23日第75回アカデミー賞で長編アニメーション賞
2020年6月26日全国372館で再上映

ベルリンの金熊賞は、イギリスの映画「ブラディ・サンデー」との同時受賞です。スタジオジブリは、アニメーションとしては史上初の金熊賞だと紹介しています。

平成のテレビ放送と令和の再上映

テレビ初放送は2003年1月24日で、日本テレビの「日本テレビ開局50年金曜特別ロードショー」として放送されました。ビデオリサーチの調べで、関東地区の世帯視聴率は46.9%です。

この数字は、ビデオリサーチが1977年9月26日以降に記録した映画の放送の中で最も高い視聴率です。公開から1年半ほどで、映画館で観た作品を家のテレビでも観られるようになった放送でした。

令和に入った2020年には、「一生に一度は、映画館でジブリを。」という呼びかけで、6月26日から全国372館で再上映されました。2026年1月2日の金曜ロードショーでも本編ノーカットで放送され、令和になっても世代を超えて観られています。

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まとめ

千と千尋の神隠しのハクは、本当の名前をニギハヤミコハクヌシという川の神で、幼い千尋を助けた川そのものでした。千尋に名前を思い出してもらい、自分を取り戻したことで、二人は互いを救い合います。

兄説や八つ裂き説は作中に描かれないうわさとして分けておくと、物語をすっきり味わえます。次に観直すときは、神様や登場人物の表を手元に置き、油屋の客や働き手の一人ひとりを追ってみてください。平成のほかのヒット映画は平成の映画一覧でたどれます。

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参考資料

個別の品やサービスの発売時期は、各図鑑ページで項目ごとに出典を示します。

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