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折りたたみ手紙
折りたたみ手紙は、文章を書いた紙そのものをハートやリボンなどの形に折り、相手に渡す手紙です。閉じているときは小さなモチーフに見え、開くと内側の言葉を読めます。手紙交換が相手と話を続ける行為を指すのに対し、こちらは一通をどんな姿で届けるかに特徴があります。ノートやメモの一枚を使う形から、折る線を印刷した専用用品まで作り方もさまざまです。紙の色、折った輪郭、開いた本文という順に、一枚の見え方が変わります。
呼ばれ方:折り紙手紙、折り手紙、おりがみ手紙、手紙の折り方
読みたい項目を目次で選ぶ- 手紙折りの出版記録
- 2010年の書籍で確認
- 平成期の記録
- 2010〜2014年の書籍・文具
- 記憶の場所
- 教室・放課後・自宅
- 現在
- 現在の状況
QUICK COMPARE
折りたたみ手紙の紙面・形・文具の違い
- ノートやルーズリーフ
- 身近な筆記用紙に書いて折る形。2013年のメーカー発表は、学生時代の友人とのやり取りをその例に挙げています。
- ガイド付きのおてがみメモ
- 書く面の裏側に折るガイドがある専用文具。2013年版は各製品に2色各30枚、合計60枚が入っています。
- 2013年版の六つの形
- ハート、紙ヒコーキ、リボン、手紙、サカナ、六角形の6柄。同じシリーズでも閉じたときの輪郭が変わります。
- 書く面と見せる面
- おてがみメモは方眼の記入面と、折り上がると表に現れる模様を組み合わせた構成。文字と外側のデザインに別の役割を持たせています。
- 便箋とシールが付く本
- 2014年の学研の本は、キャラクターの形やハート、リボンの手紙を紹介。付属品のほか、手元の折り紙やメモでも作る形式です。
- キャラクターのメモ
- 2025年のちいかわの本では、キャラクターや持ち物の姿を使ったメモを紹介。手紙として渡したり、贈り物に添えたりできます。
- 手紙交換
- 友だちと紙の言葉を交わす行為。折りたたみ手紙はその一通を届ける形の一つで、返事にも同じ折り方が必要なわけではありません。手紙交換を詳しく見る
見分ける手掛かり
見分ける手掛かりは、折った輪郭だけでなく、開いた内側に文章を書く面があることです。折り紙の飾りと同じ形でも、相手に読んでもらう言葉を入れると手紙になります。『おてがみメモ』では、方眼の記入面の裏側に折るためのガイドを印刷し、完成すると柄がワンポイントとして表へ出る構成でした。書く面と見せる面が一枚に共存しています。学研の2014年の本には、サンリオのキャラクターを折る手紙もあり、幾何学的な輪郭以外に顔や姿を楽しむ種類もありました。
- ハート折り
- リボン折り
- 小さな便箋
- 開いて読む
- 裏面の折り線
書く紙が、渡すための小さな形に変わる
2013年9月11日から順次発売されたおてがみメモは、メッセージを書いてから裏のガイドに沿って折る仕組みです。平らなときは文字や絵を置くメモ面が広がり、折ると小さな形にまとまります。受け手が開けば、形の中に収まっていた本文を読めます。一方、2014年の学研の本は、付属の便箋やシールだけでなく、家にある折り紙やメモも使えると紹介しています。専用の印刷線で形を作る道具と、本の折り方を別の紙に移す楽しみがあり、いずれも紙を渡す場面へつながっていました。
目次へ戻るA CLOSER LOOK
外側に見せる形と、内側で読ませる言葉
折りたたみ手紙には、相手に最初に見える姿と、開いてから読む紙面があります。ハートなら左右の丸みと下の先端、リボンなら中央でくびれた輪郭というように、折り目が紙の外形を変えます。その形をほどくと、折る前に書かれたメッセージが現れます。封筒へ便箋を入れる方法では包む紙と書く紙が分かれますが、折りたたみ手紙では一枚が両方の役目を担います。閉じたまま眺める小さな紙の作品でありながら、相手が開いて読むところまでが楽しみです。外から見える姿だけでは完結しない点に、手紙としての特徴があります。
文具と本では、その二つの面を結ぶ方法も違います。ガイド付きメモは、書く場所と折る線があらかじめ一枚に配置されています。一方、折り紙の本は、形を作る説明を読んで手元の紙へ折り目を付ける道具です。2014年の学研の本には専用の便箋やシールが付き、普通のメモでも作れると紹介されていました。2025年のちいかわの本には、折ったキャラクターへ顔を描くためのテンプレートもあります。紙を折る工夫に模様や表情を足すことで、同じく言葉を届ける一通でも、受け取ったときに目に入る姿が変わります。
目次へ戻るTHREE POINTS
一枚の紙にある、書く面・折る線・見せる姿
ガイド付きメモを例にすると、文字を書く場所と折る線、完成時に表へ出る柄がつながっています。閉じた姿と開いた紙面を一組で楽しむ仕掛けです。
平らな面に言葉と絵を置く
おてがみメモの記入面は方眼です。折る前に相手へのメッセージを書き、文字と一緒に絵も入れられます。ここが開いて読む内側の紙面になります。
裏側の線で輪郭を作る
裏に印刷されたガイドに沿って折ると、ハートやリボンなどの姿になります。2013年版には紙ヒコーキやサカナもあり、一枚の紙から異なる輪郭を作る構成でした。
柄を見せ、開くと本文が現れる
折り上がると、模様の一部がワンポイントとして表に出ます。受け取った人はその小さな姿を眺めた後に紙を開き、中に書かれた言葉を読むことができます。
ここがポイント書く面を内側へ収めながら、折った形を外側へ見せる。一枚の紙が、メッセージと贈る姿の両方になります。
目次へ戻るSCENES & OBJECTS
暮らしの風景と道具

形にも、気持ちを込めて
紙を折って形を楽しむイメージです。絵柄と組み合わせは架空で、特定の書籍や商品の折り図を転載したものではなく、折る手順を示す図ではありません。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image

折った形から、内側の言葉へ
折った紙と開いた紙を並べたイメージです。二枚は別々の架空の例で、同じ紙の変化や正確な折り順を示していません。書き込みも架空です。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image

折り目と、開く前の形
紙の面と折り目、閉じた形の違いをイメージしました。特定の折り方の手順図ではありません。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image
平成期の記録
2010年1月19日発行の山口真『おしゃれでかわいい女の子のおりがみ』には、箱や文房具とともに手紙折りが収められました。2013年にはミドリの『おてがみメモ』、2014年7月17日には学研の『おしゃれでかわいい おりがみ手紙』が登場しています。学研の本はハローキティやジュエルペット、リボン、ハートなどを折る内容です。平成後期には、身近な紙を折る遊びが、説明を読む本と、書いてそのまま折れる文具の両方で形になっていました。
手紙折りの出版記録:2010年の書籍で確認 / 平成期の記録:2010〜2014年の書籍・文具
目次へ戻る今はどうなっている?
近年の出版物にも、紙を折って言葉を届ける楽しみがあります。2025年1月4日発売の『ちいかわ折り紙メモBOOK』には、モモンガのおくるみメモやシーサーのどんぶりメモが登場。短い手紙として渡すほか、贈り物に添える用途も紹介されています。キャラクターの顔をなぞれるテンプレートや、巻末のオリジナルペーパーも付いた構成です。ハートやリボンの輪郭を作るだけでなく、好きなキャラクターの表情や持ち物を紙の姿に取り入れる方向にも展開しています。
出典:[4]
目次へ戻るEVIDENCE
この記録の出典
確認日は資料の内容を確認した日で、商品の発売日とは異なります。
- 資料1デザインフィル:『おてがみメモ』新発売(2013年9月5日発表・9月11日より発売)別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:designphil.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料2学研:おしゃれでかわいい おりがみ手紙(2014年7月17日発売)別タブで開く出版社の資料 / 掲載サイト:hon.gakken.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料3ナツメ社:山口真『おしゃれでかわいい女の子のおりがみ』(2010年1月19日発行)別タブで開く出版社の資料 / 掲載サイト:natsume.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料4主婦と生活社:『ちいかわ折り紙メモBOOK』発売の公式発表(2025年1月24日)別タブで開く出版社の資料 / 掲載サイト:prtimes.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日: