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ゆとり教育
「ゆとり教育」は、学習内容や授業時数の見直し、自ら学び考える力を育てる方針などをまとめて呼ぶ言葉です。1998〜1999年改訂の学習指導要領では、学習内容や授業時数が見直されました。この指導要領は小学校・中学校で2002年度、高等学校では2003年度から学年進行で実施されました。通称だけで一つの開始日や特定の生まれ年を決めないことが入口になります。
呼ばれ方:平成の学習指導要領、学校週5日制と総合学習
読みたい項目を目次で選ぶ- 登場・発売
- 2002年
- 平成期の展開記録
- 1992〜2013年の記録
- 記憶の場所
- 小学校・中学校・教室
- 現在
- 当時の展開は終了
QUICK COMPARE
ゆとり教育に関係する制度と実施年度を比較
- 学校週5日制/登校日の仕組み
- 1992年9月に月1回、1995年4月に月2回、2002年4月に完全実施。授業内容の基準とは別です。
- 1998〜1999年/指導要領改訂
- 教育内容の精選と自ら学ぶ力の育成を掲げた改訂。告示された年と実施年度を区別できます。
- 2002年度/小学校・中学校
- 改訂指導要領を実施。小学校の総合的な学習の時間は第3学年以上に設けられました。
- 2003年度/高等学校
- 学年進行で実施。小中学校の2002年度と同じ開始年度にまとめません。
- 総合的な学習の時間
- 環境や国際理解などを横断的に学ぶ時間。具体的な活動内容は学校や地域によって違います。
- 2008〜2009年/次の改訂
- 授業時数を増やし、知識・技能と思考力などの育成のバランスを図る方針を示しました。
- 2011〜2013年度/順次実施
- 小学校2011年度、中学校2012年度、高校2013年度から。前の改訂と同様、学校段階を分けます。
SCENES & OBJECTS
風景と図でたどる

観察して話し合う教室
2000年代前半の教室で観察や話し合いをする雰囲気をイメージした架空の場面です。実在の学校の記録写真ではなく、制度の効果や全国すべての授業の様子を示すものではありません。
制作:平成カプセル編集部 / GPT Image

ゆとり教育の年表
発売、放送、シリーズの展開などの節目を年代順にたどれます。

ゆとり教育の制度を整理
人物、品物、機能、施設など、思い出の対象を見分ける手掛かりを比べられます。
見分ける手掛かり
思い出す手掛かりには、土曜日が休みになったこと、教科をまたぐ「総合的な学習の時間」、授業内容の精選があります。ただし、学校週5日制は登校日の仕組み、学習指導要領は教育課程の基準で、それぞれ別の制度です。文部科学省の変遷表には昭和の改訂にもゆとりある学校生活という考えが示されており、「ゆとり」という言葉が2002年に初めて生まれたわけでもありません。
- 土曜日が休み
- 総合的な学習の時間
- 2002年度の指導要領
土曜の休みと、総合的な学習の時間を分ける
2002年度の指導要領の説明では、内容を精選するとともに、基礎・基本を身に付け、自ら考える力を育てることが掲げられました。総合的な学習の時間では、国際理解、情報、環境、福祉・健康などを横断して学ぶ活動が想定されています。小学校では第3学年以上に設けられました。具体的なテーマや時間の使い方は学校や地域によって違い、すべての学校で同じ授業を行ったとは限りません。
目次へ戻るA CLOSER LOOK
告示年・実施年度・自分の学年を合わせる
学習指導要領の年には、改訂して示した年と学校で実施した年度があります。1998〜1999年の改訂を、すべての学校でその年から同時に使ったと読まないことが大切です。小中学校は2002年度、高校は2003年度から学年進行という違いもあり、同じ年齢でもどの学校段階にいたかで移行時期の経験が異なります。自分の記憶と比較するなら、年と学年の両方を手掛かりにできます。
土曜休みの記憶も、月1回・月2回・毎週の順に分けられます。一方、総合的な学習の時間の活動は各学校で工夫するため、地域や学級によってテーマが違います。制度の共通部分は国の資料、実際の授業や行事は学校の時間割や学年だよりで確かめると、全国に共通する基準と自分が過ごした教室の経験を混ぜずに振り返れます。
目次へ戻る平成期の展開記録
学校週5日制は、1992年9月に月1回、1995年4月に月2回という段階を経て、2002年4月に完全実施されました。一度にすべての土曜が休みになったと覚えると、90年代に通学した人の記憶とずれることがあります。教科書の内容や授業の変化を確かめる際も、小中学校と高校では指導要領の実施年度が異なり、高校には学年進行で切り替わる期間があることを合わせて見ると整理できます。
登場・発売:2002年 / 平成期の展開記録:1992〜2013年の記録
目次へ戻る今はどうなっている?
2008〜2009年改訂の学習指導要領では、授業時数を増やし、知識・技能と思考力などの育成のバランスを図りました。全面実施は小学校が2011年度、中学校が2012年度、高校が2013年度からです。先行実施の期間もあるため、全学校が同じ日に一斉に切り替わったわけではありません。後の改訂にも総合的な学習などが位置付けられ、見直しを「土曜休みも総合学習もすべて廃止」と読み替えることはできません。
出典:[2]
目次へ戻るEVIDENCE
この記録の出典
確認日は資料の内容を確認した日で、商品の発売日とは異なります。
- 資料1文部科学省:2002年度からの指導要領の基本方針と総合学習別タブで開く公的機関の資料 / 掲載サイト:mext.go.jp参照内容:存在・概要・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料2文部科学省:指導要領の改訂・実施年度の変遷別タブで開く公的機関の資料 / 掲載サイト:mext.go.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・当時の展開・広がり・楽しみ方・使い方・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
- 資料3文部科学省:小学校総則の解説・2002年改訂の経緯別タブで開く公的機関の資料 / 掲載サイト:mext.go.jp参照内容:存在・概要・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
- 資料4衆議院2013年3月27日文部科学委員会:学校週5日制の実施段階別タブで開く公的機関の資料 / 掲載サイト:shugiin.go.jp参照内容:存在・概要・当時の展開・広がり・楽しみ方・使い方内容を確認した日: