ERA / 2010—2019

2010年代に流行ったもの|平成後期のゲーム・ネット・文房具

2010年代は2010年から2019年までですが、平成は2019年4月30日までです。このページでは、2010年から平成が終わるまでを「平成後期」として、子ども時代や青春期に触れたものを、前半と後半の変化に分けて振り返ります。

雨上がりの駅前を歩く平成後期の若者を思わせる街の風景

このページで扱う平成後期は、2010年から2019年4月まで

平成は1989年1月8日に始まり、2019年4月30日に終わりました。そのため、2010年代のすべてが平成ではありません。また、2010年と2018年では、使っていた端末、見ていた動画、学校で話題になったものが大きく異なります。

ここでは年代を一括りにせず、2010〜2014年ごろをスマートフォンへの移行と携帯ゲームの時期、2015〜2019年4月をSNS・動画・オンライン参加がさらに日常化した時期として見ます。境界は目安であり、家庭や年齢による差があります。

ガラケーとパソコンから、スマートフォン中心へ

2010年代前半には、ガラケー、パソコン、スマートフォンが同時に使われていました。連絡手段、写真、音楽、ゲームが一台へ集まる一方、端末を替えた時期は人によって異なります。

総務省の通信利用動向調査をまとめた令和元年版情報通信白書では、2018年の世帯におけるスマートフォン保有率は79.2%で、パソコンの74.0%を上回りました。平成末には、スマートフォンが一部の人の新しい道具から、家庭の標準的な情報機器へ移った様子が読み取れます。

ゲームの外まで続く、参加型のブーム

2014年ごろの妖怪ウォッチは、ゲームからアニメ、漫画、玩具へ広がり、学校で同じ話題を共有しやすいブームになりました。2015年発売のSplatoonでは、ゲーム内のフェス、音楽、全国大会など、遊ぶことと見ることが重なります。

2016年に日本で配信されたPokémon GOは、位置情報を使い、公園や街そのものを遊ぶ場所にしました。平成後期のゲームは、家庭の画面だけで完結せず、動画、イベント、外出、SNSでの共有まで含む体験へ広がっています。

見る人と作る人の距離が近くなる

ニコニコ動画や動画投稿サイトを通じて、楽曲、踊ってみた、ゲーム実況、解説などが広がりました。2007年に登場した初音ミクも、平成後期まで多くの作り手と作品を生み、公式展開とユーザーによる創作が重なる文化の一例です。

スマートフォンのカメラとSNSによって、日常の写真や短い言葉を公開するまでの手順も少なくなりました。音楽ではAKB48のミリオン認定や年間シングル記録が平成末まで業界資料に残り、劇場・CD・テレビ・参加型企画が重なる時代を確認できます。一方で、同じ2010年代でも前半と後半で画面や言葉遣いは異なります。

文房具と学校の持ちものにも、デコと機能が重なる

2009年発売のクルトガや、2011年発売のデコラッシュなど、平成後期には機能を分かりやすく体験できる文房具と、ノートや手帳を飾る道具が支持されました。学校で毎日使う道具だからこそ、友だちが使っている色や柄が次の選択に影響します。

2010年代を振り返るときは、現在も販売されている商品名だけで検索すると、最新商品の情報が中心になります。このサイトでは「当時」「初期」「いつ流行った」など歴史を示す条件を加え、平成後期の体験と現行商品を分けます。

参考資料

制度やサービスの開始時期、商品の存在、当時の展開は、運営主体・公的機関の資料を優先して確認しています。