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Yahoo!ジオシティーズ

Yahoo!ジオシティーズは、自分の文章や写真でホームページを作り、インターネットへ公開できたサービスです。日本語版ジオシティーズは1997年9月に始まり、2000年3月のヤフーとの合併後も個人発信の場として続きました。無料スペースやオンラインの作成ツールに加え、有料の拡張サービスもあり、国内のサービスは2019年3月31日に終了しています。

呼ばれ方:ジオシティーズ、GeoCities Japan、geocities.jp

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日本語版のサービス開始
1997年9月
普及と作成機能の記録
1998〜2003年
記憶の場所
自宅のPC・学校のPC室・インターネットカフェ
現在
当時の展開は終了

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日本版の歴史・人数とページ数・作成機能を比べる

日本語版の開始
1997年9月。1998年8月のソフトバンク発表が、前年の開始と会員14万人超を報告。米国版の開始・終了とは別の歴史。
ヤフーとの合併
2000年3月、ジオシティーズとブロードキャスト・コムの2社をヤフーが吸収合併。Yahoo! JAPANのサービスへ統合。
作る人:登録ユーザー
2000年1月の発表で40万人。ホームページを開設する「市民」の規模で、閲覧者数ではない。
作られたもの:延べページ数
同じ2000年1月の発表で500万ページ超。1人が複数ページを作れるため、人数やサイト数とは一致しない。
見る人:月間ユニークユーザー
同じ発表で670万人。訪れた人の規模を示す数で、登録ユーザー40万人や延べ500万ページとは集計の単位が異なる。
2000年7月末の規模
登録者60万人超、延べ780万ページ。8月7日付の発表で示された、7月末時点の集計。
iモード対応と無料スペース
2000年8月7日、iモード向けページの作成・編集に対応。オンラインツールとFTPを用意し、当時の無料スペースは12MB。
2003年の作成機能テスト
7月14日からYahoo! BB会員・ジオプラス会員が対象。ワープロのような文字編集、写真追加、配置変更、HTML編集とプレビューに対応。
ジオプラスの容量とURL
2003年の案内では25MB、IDまたはニックネームを使うgeocities.jpの短いURL、バナー広告なし。2000年の無料12MBとは時期・プランが異なる。
日本版のサービス終了
2019年3月31日。翌4月1日の報道は実際の終了画面を記録。Yahoo!ドメイン側でも、ジオシティーズオプションの3月31日終了を案内。
作者が移転したサイト
別の公開先へファイルを置いて続けるサイト。作者が更新すれば、ジオシティーズ時代から内容が変化する。
保存されたページとスクリーンショット
アーカイブは収集したファイルから過去のページを再生する仕組み。静止画は見た目を残せても、リンクの操作やGIFの動きまで再現するものではない。
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見分ける手掛かり

当時の案内にはgeocities.co.jpやgeocities.jpのアドレスが登場します。初期のジオシティーズは、趣味などのテーマ別に集まる「市民」が自分のページを作り、互いに発信する場として紹介されました。2003年の有料ジオプラスでは、Yahoo! JAPAN IDやニックネームを使った短いURLを用意。サービス名が同じでも、時期やプランによってアドレスと機能が異なりました。

  • テーマ別のコミュニティ
  • geocities.co.jp
  • 個人ホームページ
  • FTP
  • iモード対応

関連する資料:[1][2][3][4][5][6][9][10]

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どう使われていた?

オンラインの作成ツールで文章やページを編集する方法と、手元で作ったファイルをFTPでサーバーへ送る方法がありました。2000年8月7日にはiモード向けページの作成・編集に対応し、当時の無料スペースは12MBと案内されています。2003年7月14日の作成機能のテスト公開はYahoo! BB会員とジオプラス会員が対象で、文章の入力、マウスでの写真追加、配置変更、HTMLの直接編集、公開前のプレビューができました。

関連する資料:[2][3][4][7][8][9]

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A CLOSER LOOK

一枚の見た目を、複数のファイルと人の操作が支える

ホームページの画面は、一枚の画像をそのまま配る仕組みとは異なります。国立国会図書館の解説では、ページは文章や配置を記すHTML、画像、表示を整えるファイルなどの組み合わせです。収集ロボットはリンクをたどってそれらを集めますが、動的に作る内容や外部のファイルまで完全に保存できるとは限りません。昔のページに文章が残っていても写真や動作が欠ける原因の一つが、画面を構成する一部の要素を収集できないことです。

Marijn Bril氏の2023年の査読論文は、2009年に終了した米国版GeoCitiesの保存を題材に、静止画で見た目を示すことと、リンクを押したりGIFを動かしたりできる状態を残すことの違いを論じています。作った人の語りや、画面を見た人の記憶も、当時の利用文化を理解する手掛かりになります。日本版は2019年まで続いたため、論文の対象となる米国版とは終了年も運営も異なります。

解説に使った資料:[7][8][9]

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普及と作成機能の記録

1998年8月のソフトバンク発表では、日本の会員数は14万人超でした。2000年1月の合併発表に記されたジオシティーズの規模は、登録ユーザー40万人、開設された延べページ数500万超、月間ユニークユーザー670万人です。作る人、作られたページ、見る人はそれぞれ違う数え方です。同年7月末には登録者60万人超、延べ780万ページと発表され、読む人だけでなく自分のページを持つ人の広がりも表れていました。

日本語版のサービス開始:1997年9月 / 普及と作成機能の記録:1998〜2003年

登場・発売時期の資料:[1][3][4][5]

当時の展開・広がりの資料:[1][2][3]

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今はどうなっている?

Yahoo!ジオシティーズの国内サービスは2019年3月31日に終了しました。翌4月1日のITmediaの報道は、旧ページを開くと終了画面が出る状態を記録しています。同時期にはYahoo!ドメインのジオシティーズオプションも終了しました。作者が別のサーバーへ移したサイトと、過去のファイルを収集したウェブアーカイブは、その後の更新や表示の仕組みが異なります。保存されたページでも画像や動作が欠けることがあり、表示される更新日時とアーカイブの保存日は同じとは限りません。

出典:[6][7][10]

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EVIDENCE

この記録の出典

確認日は資料の内容を確認した日で、商品の発売日とは異なります。

  1. 資料1ソフトバンク・1998年8月12日:日本での1997年9月サービス開始を実績として記録、会員14万人超別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:group.softbank参照内容:存在・概要・登場・発売時期・当時の展開・広がり内容を確認した日:
  2. 資料2ヤフー・2000年1月14日合併発表:登録40万人、月間ユニークユーザー670万人、延べ500万ページ超、テーマ別の市民コミュニティ別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:lycorp.co.jp参照内容:存在・概要・当時の展開・広がり・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  3. 資料3ヤフー・2000年8月7日:iモード向け作成・編集とFTP、7月末の登録60万人超・780万ページ、無料12MB別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:lycorp.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・当時の展開・広がり・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  4. 資料4ヤフー・2003年7月14日:Yahoo! BB/ジオプラス会員向け作成機能のテスト公開、文字・写真の編集、25MBと短いURL別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:lycorp.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  5. 資料5ヤフー・2004年3月期事業報告書「会社沿革・会社概要」:2000年3月のジオシティーズ等との合併実績別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:s.yimg.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期内容を確認した日:
  6. 資料6Yahoo!ドメイン・2019年1月11日:ジオシティーズオプションを3月31日終了、4月1日以降の表示停止を案内別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:notice.yahoo.co.jp参照内容:存在・概要・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
  7. 資料7国立国会図書館WARP・FAQ 2-4/4-3/4-11:収集・表示の欠落、保存日と動的な更新日時の違い別タブで開く公的機関の資料 / 掲載サイト:warp.ndl.go.jp参照内容:楽しみ方・使い方・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
  8. 資料8国立国会図書館WARP「3. ウェブを収集するしくみ」:HTML・画像等を組み合わせる構成と、リンクをたどる収集別タブで開く公的機関の資料 / 掲載サイト:warp.ndl.go.jp参照内容:楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  9. 資料9Marijn Bril「Performatively Archiving the Early Web: One Terabyte of Kilobyte Age」VIEW 12(23), 69–85(2023年、査読論文):米国版の保存実践、静止画と動くサイトの違い別タブで開く出版社の資料 / 掲載サイト:viewjournal.eu参照内容:存在・概要・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  10. 資料10ITmedia NEWS・2019年4月1日「Yahoo!ジオシティーズ終了」:前日3月31日の終了と、実際の終了画面を確認した同時代報道別タブで開く報道・記事資料 / 掲載サイト:itmedia.co.jp参照内容:存在・概要・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
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