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ディジタル公衆電話

駅や電話ボックスに置かれた硬質なグレーの電話機。ディジタル公衆電話は1990年に登場し、カード通話だけでなくデータ端子を備えた設備でした。

呼ばれ方:グレーの公衆電話、デジタル公衆電話

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登場・発売
1990年
平成で流行したころ
1990〜1998年ごろ
記憶の場所
駅・街角・電話ボックス・公共施設・学校
現在
現在の状況

QUICK COMPARE

ディジタル公衆電話と公衆電話サービスを分ける

1990年のディジタル公衆電話
ISDN対応機として登場し、通話だけでなくデータ通信端子を備えた機種です。一般的な公衆電話全体と同一には扱いません。
1991年と1996年のカード挿入口
1991年の新形機は2口、1996年の新形機は1口。カード対応かどうかに加えて、入口の数と画面・ボタンの配置が世代を見分ける手掛かりです。
データ通信端子
パソコンやワープロなどを接続して通信するための端子です。
音声通話とデータ通信の現在
音声通話の継続と、データ通信機能の終了は別です。NTT東日本のグレーのディジタル公衆電話のデータ通信機能は、2024年1月から地域ごとに順次利用できなくなりました。
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見分ける手掛かり

1990年代のグレー系の本体と、パソコンなどをつなぐ端子が手掛かりです。1991年10月の新形機には二つのカード挿入口がありましたが、1996年5月の新形機は一つに減り、本体も小型になりました。2005年2月の新形機はグリーンを採用しています。

  • グレーの筐体
  • テレホンカード
  • データ通信端子
  • 電話ボックス

関連する資料:[1][2][3][4]

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どんな場所・使い方だった?

硬貨・カードで電話するほか、通信機能付きPCやワープロを端子へつなぎ送受信できました。携帯電話の一般化前に外出先から連絡・通信を行う設備でした。電話のボタンで番号を押す通話とは違い、当時のデータ通信は端末を接続し、『データ通信』または『切替』ボタンで機器側へ切り替える操作がありました。接続口はアナログ用とディジタル用で異なります。料金を払うカードの入口、音声で話す受話器、データを送る接続口を分けて見ると、電話機とパソコンをどう組み合わせていたかが分かります。

関連する資料:[1][3][4]

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A CLOSER LOOK

受話器の横に、機器をつなぐ入口がある電話

ディジタル公衆電話は、受話器で話すための設備であると同時に、外出先で機器をつなぐ接点でもありました。グレーの筐体に目を向けるだけでは一般的な公衆電話と区別しにくいものの、カード挿入口とデータ通信用の端子を合わせて見ると性格が分かります。声で連絡する場合と、通信機能のあるパソコンやワープロから送受信する場合を一台が結んでいました。

この電話を写真で見る際は、受話器、数字のボタン、カードの入口、機器の接続部分を分けて観察できます。人が操作する部分と機械を接続する部分が同じ筐体に並ぶ点に、設備としての面白さがあります。ただし、電話機が写っていることだけで、どの通信機能を使っていたかまでは分かりません。利用場面を考えるときも、通話の記憶とデータ通信の記憶を区別すると具体的になります。

解説に使った資料:[1]

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THREE POINTS

受話器・支払い口・接続端子の役割

1990年登場のディジタル公衆電話を、通話する場所、料金を入れる場所、機器をつなぐ場所に分けます。

  • 受話器とボタンで相手と話す

    番号を指定して相手へ電話をかけ、受話器で会話します。人が声で連絡するための部分は、データ通信端子とは役割が違います。

  • 硬貨やカードで通話料を払う

    硬貨やテレホンカードは通話料金に関わるものです。カードを入れる口と、パソコンを接続するための端子を分けて見られます。

  • 接続端子からデータを送受信

    通信機能を持つパソコンやワープロをつなぐ入口です。受話器で声を伝える場合とは別に、外出先で機器の通信に使えました。

ここがポイント一台の中に人が操作する部分と機器を接続する部分があります。グレーの外形だけでなく、各入口の役割を見ると設備の特徴が分かります。

図解のもとにした資料:[1]

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平成で流行したころ

公式統計では1990年度910台から1998年度11万5,421台へ増えました。公衆電話全体が減る一方で高機能機が増え、街角のデジタル化を示します。

登場・発売:1990年 / 平成で流行したころ:1990〜1998年ごろ

登場・発売時期の資料:[1][3]

当時の展開・広がりの資料:[2]

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今はどうなっている?

NTT東日本のグレーのディジタル公衆電話のデータ通信機能は、INSネットのディジタル通信モード終了に伴い、2024年1月から地域ごとに順次利用できなくなりました。一方、公衆電話の音声通話サービスはIP網への移行後も継続しています。古い機種に接続端子が残っていても、当時のデータ通信機能を使うことはできません。設置場所と音声通話の利用可否は、現地や通信事業者の案内で確かめます。

出典:[4][5]

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EVIDENCE

この記録の出典

確認日は資料の内容を確認した日で、商品の発売日とは異なります。

  1. 資料1公衆電話機のうつりかわり 1982年-1997年別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:ntt-east.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  2. 資料2NTT東日本 公衆電話施設数の推移別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:ntt-east.co.jp参照内容:存在・概要・当時の展開・広がり内容を確認した日:
  3. 資料3公衆電話機のうつりかわり:1999年〜2024年|NTT東日本別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:ntt-east.co.jp参照内容:存在・概要・登場・発売時期・楽しみ方・使い方内容を確認した日:
  4. 資料4ディジタル公衆電話の機能とデータ通信終了の案内|NTT東日本別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:ntt-east.co.jp参照内容:存在・概要・楽しみ方・使い方・継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
  5. 資料5固定電話のIP網移行:提供継続・終了サービス|NTT東日本別タブで開く公式サイト・発表資料 / 掲載サイト:flets.com参照内容:継続・復刻・終了の状況内容を確認した日:
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